お疲れ様です。
皆さまお元気ですか?今日もこちら病院からです。先日からの山田正彦さんのタネはどうなる?!から続きをお届けします。
今日は種子法廃止に関する政府の説明をみてみます。今まで私たちの食を守ってきた種子法。こんな理由で廃止?疑問が残ります。
皆さまはどう思うでしょうか?
まずはこちらです。
◆種子法は戦後食料増産のために、コメ、麦、大豆等主要な穀物の種子を種子法で優良なものを安定して供給できるように制定されて法律で、コメも消費が落ち込んで生産が過剰になった現在ではその役割を終えた
この種子法、主要な農産物の種子は国が管理して、生産、普及について都道府県に原種、原原種を採種、優良な種子を義務付けして、の農家も公的に増殖された優良な種子を安価で購入できる制度です。食を守る大切なこの制度、コメの消費が落ち込んだという理由でやめていいわけがない。どんな状況であってもしっかり守っていくべきではないでしょうか?
そして次です。
◆国家戦略として農業の分野でも民間の活力を最大限活用しなければならない現代、民間による優秀な種子の利用法が妨げられているので廃止する。
言葉か綺麗ですが、民間って誰?すぐに思いつくのは、コメなら、三井化学アグロのみつひかり、日本モンサントのとねのめぐみが浮かびます。これが売れないから、国として種子は守らない?なんかつじつまが合わない。そう思いませんか?
◆政府は全国8カ所の種子法廃止説明で三井化学アグロのみつひかりを民間の優良な品種と説明
政府が民間企業の営業をしているようです。しかも公費で。
さらに、農水省の審議官のこんな発言もあります。
◆民間事業者が行う技術開発や新品種の育成を促進するとともに、独立行政法人の試験研究機関や都道府県が所有している種苗の生産に関する知見の民間事業者への提供を促進すると規定を入れた
やっていることが、おかしい。
日本の大切な資産を民間、いやグローバル企業に売り渡す行為なんではないか?そんなふうに思ってしまいます。
そして、種子法廃止の国会審議は衆参両議員で12時間の審議で成立。賛成している議員の方々は本当に内容がわかって賛成しているのか疑問になってしまいます。このとき報道は森友学園、加計学園ばかり、大切な種子法廃止について一切の報道もありません。不思議でなりません。
気になることがたくさんありすぎて、今日もながながとすいません。
こんな状態でこの先の我が日本は本当に大丈夫?あなたはどう思いますか?
タネはどうなる?!~種子法廃止と種苗法適用で | |
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