10月24日 (木曜日) 夕
今年も庭の”ツワブキ”が咲き始めた。

毎年、同じ繰り返し、詩にある様な梅を見るよりも
この花をみるころになると、
秋は日も短くなって、さびしい時期でもある。
従って、この詩を思い出す。
同時にお付き合いしていた方々が先にいかれた事も思い出す。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
年年歳歳花相似 歳歳年年人不同
昔、洛陽の東の郊外で梅を見ていた人々の姿は今はもう無く、
それに代わって今の人たちが花を吹き散らす風に吹かれている。
来る年も来る年も、花は変わらぬ姿で咲くが、
それを見ている人間は、年ごとに移り変わる。
お聞きなさい、今を盛りのお若い方々。
よぼよぼの白髪の老人の姿、実に憐れむべきものだ。
この老人の白髪頭、まったく憐れむべきものだ。
だがこの老人も昔はあなた方と同じく紅顔の美少年だったのだよ。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
★劉希夷(りゅうきい)(651-679)。
初唐の詩人。28歳で亡くなりました。
20代の詩とはとても思えない、すごい感性です。
「年年歳歳花相似たり、歳歳年年人同じからず」この部分は
大変有名で、梅の季節になると思い出すという方も
いらっしゃるのではないでしょうか。
叔父の宋之問がこの詩をいたく気に入って、
譲ってほしいと頼んだが、断られました。
そこで宋之問は下僕に命じて劉希夷を殺させた… そんな説もあります。
まさか事実ではないでしょうが、
それくらいこの詩の評価が高いということです。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
代悲白頭翁
古人無復洛城東
今人還対落花風
年年歳歳花相似
歳歳年年人不同
寄言全盛紅顔子
應憐半死白頭翁
此翁白頭真可憐
伊昔紅顔美少年
白頭を悲しむ翁に代わる(抄)
古人また洛城の東に無く
今人また対す落花の風
年年歳歳花相似たり
歳歳年年人同じからず
言を寄す全盛の紅顔子
應に憐れむべし半死の白頭翁
此翁白頭真に憐れむべし
伊れ昔紅顔の美少年
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
★いつまでも、花と同じ様でありたいが、そうはいかない人生だ!
エイジングケアーとかアンチエイジングなどと沢山のCMが氾濫するのが
わかる様になってきた。
~~~~~~~
石蕗 (つわぶき)
・菊(きく)科。
・開花時期は、10/15 ~ 11/末頃。
・葉は蕗(ふき)に似ている。名前は”つや”のある葉から
”つやぶき”。 それが変化して 「つわぶき」になった。
・きれいな黄色の花。
・冬から春にかけて、若葉をつみとって、塩ゆでにするとおいしいらしい。
葉を火であぶったものは、腫れ物や湿疹に薬効がある。
・「キャラブキ」や 九州名産の「佃煮キャラブキ」は、
このつわぶきの葉っぱで作られる。・・・とあった。
★ついでに、”ツワブキがいっぱい咲いていた場所ツワブキの野が
”津和野に成ったと聞いている。
森鴎外の生家の周りにも沢山のツワブキが咲いていたことが
思い出される。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
椿の花もいつの間にか咲いている。

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畑も湿っていて、ネギと黒豆の枝豆と蕪を収穫にとどまった。
何も出来ない一日であった。
今年も庭の”ツワブキ”が咲き始めた。

毎年、同じ繰り返し、詩にある様な梅を見るよりも
この花をみるころになると、
秋は日も短くなって、さびしい時期でもある。
従って、この詩を思い出す。
同時にお付き合いしていた方々が先にいかれた事も思い出す。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
年年歳歳花相似 歳歳年年人不同
昔、洛陽の東の郊外で梅を見ていた人々の姿は今はもう無く、
それに代わって今の人たちが花を吹き散らす風に吹かれている。
来る年も来る年も、花は変わらぬ姿で咲くが、
それを見ている人間は、年ごとに移り変わる。
お聞きなさい、今を盛りのお若い方々。
よぼよぼの白髪の老人の姿、実に憐れむべきものだ。
この老人の白髪頭、まったく憐れむべきものだ。
だがこの老人も昔はあなた方と同じく紅顔の美少年だったのだよ。
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★劉希夷(りゅうきい)(651-679)。

初唐の詩人。28歳で亡くなりました。
20代の詩とはとても思えない、すごい感性です。
「年年歳歳花相似たり、歳歳年年人同じからず」この部分は
大変有名で、梅の季節になると思い出すという方も
いらっしゃるのではないでしょうか。
叔父の宋之問がこの詩をいたく気に入って、
譲ってほしいと頼んだが、断られました。
そこで宋之問は下僕に命じて劉希夷を殺させた… そんな説もあります。
まさか事実ではないでしょうが、
それくらいこの詩の評価が高いということです。
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代悲白頭翁
古人無復洛城東
今人還対落花風
年年歳歳花相似
歳歳年年人不同
寄言全盛紅顔子
應憐半死白頭翁
此翁白頭真可憐
伊昔紅顔美少年
白頭を悲しむ翁に代わる(抄)
古人また洛城の東に無く
今人また対す落花の風
年年歳歳花相似たり
歳歳年年人同じからず
言を寄す全盛の紅顔子
應に憐れむべし半死の白頭翁
此翁白頭真に憐れむべし
伊れ昔紅顔の美少年
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★いつまでも、花と同じ様でありたいが、そうはいかない人生だ!
エイジングケアーとかアンチエイジングなどと沢山のCMが氾濫するのが
わかる様になってきた。
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石蕗 (つわぶき)

・菊(きく)科。
・開花時期は、10/15 ~ 11/末頃。
・葉は蕗(ふき)に似ている。名前は”つや”のある葉から
”つやぶき”。 それが変化して 「つわぶき」になった。
・きれいな黄色の花。
・冬から春にかけて、若葉をつみとって、塩ゆでにするとおいしいらしい。
葉を火であぶったものは、腫れ物や湿疹に薬効がある。
・「キャラブキ」や 九州名産の「佃煮キャラブキ」は、
このつわぶきの葉っぱで作られる。・・・とあった。
★ついでに、”ツワブキがいっぱい咲いていた場所ツワブキの野が
”津和野に成ったと聞いている。
森鴎外の生家の周りにも沢山のツワブキが咲いていたことが
思い出される。
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椿の花もいつの間にか咲いている。


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畑も湿っていて、ネギと黒豆の枝豆と蕪を収穫にとどまった。
何も出来ない一日であった。
