らーめんやまやのひとり言

風に吹かれながら、いつだって気ままに山歩き!

光岳(3)

2017-08-24 22:22:48 | やま歩き

この先さらに30分かけると光石があります。
でも、もう時間が無いのと体力を使い切ってしまったので光小屋に戻ります。

石灰岩が多く昔ここが海の底ということを証明しているらしい。


光小屋は清潔で綺麗ないい小屋です。期間時には管理人の老夫婦が親切に対応してくれます。

外はテン場で幕営されている方も多い。今の私には昔nようにテントを担いで登る力はありません。

すっかり小屋に甘えさせてもらい、食事も頼まれた人と会話を楽しませてもらった。

自分が今日で99座ということを話すと驚かれ祝ってくれました。





翌日は日の出こそは拝めませんでしたが天気が回復してきたので安心しました。


朝の気温10℃

富士山があんな近く!


小屋を出て朝日を浴びて出発する時、管理人のおばあさんが見送ってくれた。(やさしい方だ。)
「お世話になりましたー。」と叫んで小屋を後にした。


朝日に照らされて小屋が、


テン場です。


来た木道を帰る。


ここがゼンジガ原、今日はよく見える。


もうあんなに離れた。また来れるかな?


水場のトリカブト群生地



ふたたび樹林帯の中へ・・


今日は12時にタクシーを予約しているため易老渡に戻らねばならない。

疲れは残っているが今日は歩き易い。

1時間半で易老岳まで戻れた。
これならいけるかも?

一定のペースを保ちだましだまし下っていった。

さすがに脚が笑ってきた。

でもこの気の緩みが転んだりすることを知っているので
あくまでも慎重に気を張って下る。(経験)



思えば・・
高校時代山岳部の夏合宿でこの光岳まで縦走する予定だった。
しかし天気が悪くなった為、茶臼岳から畑薙ダムへ下山したのだった。

ついに光岳に来れた。おそらく当時の山岳部員のなかで私だけだろう。
そんな思いを馳せながら面平に着いた。


まだ9時半、だいぶ汗かいてペースはゆっくりなっているが自分でも驚くべき早さ。
余裕がでてきたためゆっくり行こう。
ちなみにこの標識にある番号は易老岳までついていて30まで表示されており自分がどのくらいまで来たか目安になるはずだ。

10時半、易老渡到着。


やった~。
達成感に満ちひたっていた。
光岳を登れるなんて・・・感動!

後から2人ほどの登山客が下ってきた。
タクシーは1時間ほど早く来ててラッキーな事に
すぐ下山できた。

途中、タクシーの運転手さんが停まってくれて有名な下栗の里(日本のマチュピチュ?)を見せてくれた。


お昼には車を停めてある「かぐらの湯」に着いた。
お疲れ様でした。

「かぐらの湯」で汗を流した。ここの温泉は最高だ!
おすすめします。


                                         ・・・・・・(おわり)
















光岳(2)

2017-08-22 21:17:27 | やま歩き
何やら雨が降り出してきた。

まだ半分もきてないのに空は灰色一色だ。


雨具を着て歩きだす。

霧もかかってきて足取りは重い


濡れた登山道に目がいくとそれは木の枝ではなく60cmあろう大ミミズ。

さらに石の上に10cmのヒルが動いている。

見なかったふりをしてさっさと通りすぎる。


4時間ほど登って易老岳に到着。

茶臼岳からの合流点。やっと尾根だ。
しかし雨足は強くなるばかり雷も鳴ってきた。

しばらくここでお昼をとる雨の中でおにぎりをほおばる。
なんとも切ない切ない。

30分ほど休むと雨も小降りになってきたので歩き出す。
雨でだいぶ涼しくなってきた。何より体が冷えるのがやだった。


急に下って登り返す。しばらく平坦な尾根を歩くが

登山道は川みたいになってるし、即席の池みたいのが出来上がっている。


1時間ほど歩いてようやく終わりかなと思ったら。


静高平に続くガラ場。疲れ切った私には壁のように見える。


一気にペースが下がる。

50m進んでは肩で息して立ち止まる。何回休んだろう?

一歩、一歩。わずかでも足を進める。


完全にバテる寸前。水のせせらぎに気付く。


静高平だ。

なんともここまで遠かったことか。
ザックを下して水を補給する。

ここが水場。雨なので水飲み放題だ。
あれ?群生しているあの青い花は?
「トリカブトだ!」
できるだけ上流のほうで飲みました。



重い足を引きずって木道をゆきます。
霧でまわりが見えない。


亀の甲模様のゼンジガ原を行きます。


やっと光小屋に着きました。
現在15:00 よくがんばった!


小屋のチェックインを済ませ。空身で光岳へ。
20分ほどで着きます。


あーここが目標としていた


光岳です。


99座目達成。


あとひとつ!



                                                   ・・・・ (続く)

















光岳(1)

2017-08-20 22:20:44 | やま歩き
ここ2~3年前から夏の天気が変わってきている。

台風が変な動きをしたり、昨年も雨の日が多かったが今年もだ

何とか雨の日を避けて南アルプスの光岳に挑戦した。

ただでさえ行きにくい場所で過去にも行きそびえている


易老渡から入山するため道の駅の遠山郷、神楽の湯まで車で行く。

朝6時ここから頼んでおいた乗合タクシーで易老渡まで行きます

2年前台風の影響で道が荒れているため一般車は芝沢ゲートまでで易老渡までは入れません

芝沢ゲートから易老渡まで歩いて約1時間かかるため健脚でない私はタクシーを使わせてもらいます。

タクシーは予め予約で1週間前まてしないといっぱいで断われてしまうおそれがあります

料金は登り1万円くらいで乗合人数で割り支払います。時間は1時間くらいかかります。

7時 易老渡に到着しました。天気は曇りです。何とか雨が降らずにもってくれと願うばかりです。


易老渡の駐車場です。車なくひっそり、ここから先は便ケ島まで続きます。


こんな荒れた道なので車が入れないのも無理ないです。


すぐそこの橋を渡り入山します。


ここまでチャリで来てデポし入山する方もいます。すごい執念だ。
私も気合いを入れて橋を渡ります。無事再びこの橋を渡れることを!


すぐに登りが始まります。


昨年は夏山をやらなかったから1年振りです。


ひたすら登ります。


樹林帯の中で風のなく湿度も高いためすぐに汗がふきだします。

あっ。キノコだ。


しかも毒のあるやつ。


こんなにいっぱい。


ジメジメしているからキノコ大量発生、しかも色がやばい。


1時間半ほどで面平に着きます。一休憩、汗がすごい。


天気も怪しくなり少しモヤってきました。
やな予感が・・


                                                    ・・・(続く)



ゴジラ初上陸

2017-08-01 22:59:04 | 日記
週末は母方の実家、三浦半島の浦賀に来た。

観音崎に近いここの浜は実は有名なんです。

これ!



何だと思いますか?



そう、ここは映画ゴジラの日本に初上陸した場所なんです。

それで記念の足型があります。



是非、来てみてください。

房総半島が目の前に見えるこの場所は浦賀水道を通る船がたくさん臨めます。



ベンチで猫も昼寝。いい場所です。(笑)