らーめんやまやのひとり言

風に吹かれながら、いつだって気ままに山歩き!

幻の山行(3)

2016-10-31 17:38:07 | やま歩き

頂上で20分ほど滞在したのち下山にかかる。
今日は本当に天気がいい降りるのがもったいないほどだ。

真教寺尾根への下山は権現岳、キレット小屋方面に進む
5分ほど行くと分岐点に辿りつく。


ここで左側の牛首山方面に行く。


あれが真教寺尾根からの牛首山。


いきなり20mほどの鎖場が続き急降下。

ここは慎重にゆかないと結構危険だと思います。

森林限界付近まで降ります。


カニのはさみ。


更に尾根の樹林帯に入るまで1時間かかります。


ここは下山路というより登山路で選んだほうがよさそうです。


樹林帯に入りホッとします。


ここから森の山となり様相は一変します。


緩やかな道になり静かな森の中で時を忘れる。


植物に元気をもらいます。




振り返ると赤岳が・・


あんな尾根から下ってきたなんて信じられない。



やがて扇山に到着。


そして牛首山。


趣深い。37年前ここを歩く予定だったのか~。


カラマツ林の中を美し森に向かって歩く。


美し森です。


やがて賽の河原に出ます。


4時間かけて清里ハイランドパークへ。


秋の日暮れに映える八ケ岳であった。

                                              ・・(おわり)

幻の山行(2)

2016-10-30 19:27:41 | やま歩き
赤岳鉱泉に泊まるは初めてじゃないけれど
山小屋とは思えぬ豪華である。
本日は宿泊客も少なく大広間に6~7人であったが部屋にはストーブが設置されてあたたかい。
なんといっても夕食の豪勢な事にステーキである。
また風呂にも入れる。自炊室にはマンガも置いてあり図書館のようである。

夜には降るような星空が見られ八ケ岳来たことを実感させられる。



翌日、中山峠を通り行者小屋まで行く

晴れてはいるがまだ陽があたってこない。

今回は文三郎道から登ろうと思う。
ガレた沢を30分ほど歩くと階段道に出た。

一気に高度を稼ぐ。

大同心があんなに近づいてきた。

急な登りではあるが道が整備されているため困難ではない。


赤岳の西壁を目のあたりにすると稜線は近い。


行者小屋から1時間半ほどで稜線に出る。

風は吹いているが陽が当たりあたたかい。

隣の阿弥陀岳が圧倒的な存在感で迫ってくる。


岩場の間を通ってゆくと


竜頭峰に着く


キレット小屋、権現岳が見える。
やがて頂上小屋が


赤岳頂上
硫黄岳に続く稜線よ

頂上に立つのは20年振りだろうか?


しばし360°の絶景を眺めていた。
                                          ・・・(続く)







幻の山行(1)

2016-10-28 13:12:51 | やま歩き
八ヶ岳は好きな山だ。
特に秋の八ヶ岳は最高だ。
どこまでも済んだ空が天高く広がる。

今回はそんな八ヶ岳でも幻の山行となったコースに挑戦してきた。

それは今からかれこれ37年前の山行計画(当時はガリ版だった。)


真教寺尾根を下るコース


翌日の天候の悪化で美農戸口を引き返すコースになってしまいました。


いつから行こうとしていたコースに挑戦しました。(当時の赤岳鉱泉スケッチ)






バスで美農戸口で下車1時間林道を歩き
やまのこ村(旧:小松山荘)に着きました。

ここで昼食をとりました。(昔はお茶と野沢菜が自由にいただけました。)
今は手作りイワナの燻製が名物だそうです。


更に黄金色の林道を一人で歩いているとガサゴソと野リスを見つけました。
今日はいい天気です。


美農戸山荘もひっそり。


ここから分岐して北沢方面に向かいます。


整備された沢沿いの道を行き1時間半ほどで赤岳鉱泉に着きます。


小屋のベンチでまったりと。(数張の幕営者が居ました。)


     ・・・・・(続く)


そして撤退

2016-10-12 23:26:29 | やま歩き
翌日6時・・・
ガスで見え無い。


7時まで待ったが状況は回復せず、むしろ天気予報では雨が降り出す予報。
あと2時間半で頂上なのに・・
さらに風が出てきた・・
小屋の宿泊者には頂上へ向かう者もいた。


おそらく頂上はガスの中で視界は望めないだろう。本日中に下山しなければならないので
やむなく引き返すことにした。

ここまで来てと思ったが、せっかく飯豊山まで来たのならいい景色を見て終えたい。
そういう思いが強く来た道を引き返した。


草花も濡れていた。


しかしガスの中の紅葉も神秘的である。


何か紅葉が昨日より鮮やかに見えた。


歩き始めて1時間、少し明るくなってきたように見えた。


下り始めると晴れる。山では良くある事だ。
ガスの切れ間から飯豊山が見えた。


9時 三国岳小屋到着。気温10度 寒くは無い。


昨日とは違い他に人は居ない。
振り返ると大日岳方面の谷から虹が


次回晴れることを期待し出発する。

下降分岐点まで稜線を歩く。
ガス&紅葉の幻想的な風景


とうとう雨が降り始めてきた急いで雨具を着て
足早に進む。


下り始めてから、ものすごい雨とうとう本降りになってきた。

道も濡れてますます歩きにくくなる。

ザックカバーもして雨対策は万全なのだが
雨は勢いを増して強くなる。

2時間休みなく降りてきた。
駐車場に着いたときは雨具着てても中はビショビショ
あ~。ひどい雨だった。

また思い出に残る山行となった。

                                                 ・・・・(おわり)


飯豊山の紅葉

2016-10-10 13:36:14 | やま歩き
今年の夏山は全然登れてなかった。
天気も雨が多かったように思えます。

紅葉も進んできたので今年最後の望みを託し飯豊山に出かけた。

飯豊山は奥が深い山である。ある意味日本アルプス以上に神秘である。


いろいろな方面からの入山口があるが今回は西会図町の弥平四郎登山口から登ることにした。
気を付けなければならないのは途中から未舗装路となり砂利や石でパンクしないことに気をつけることです。


駐車場は車20台ほどが停まれるスペースです。

8:00ここから出発です。
今回は上ノ越経由で登ります。


いきなり急登を1時間登ります。雨の日は滑るのでおすすめできません。

展望が開けました。天気は晴れで気持ちがいいです。


虫も少なく秋の山は気持ちがいいです。


大日岳方面です。紅葉が目立ってきました。


このような気持ちのいい尾根を進みます。
1500mほどなのにハイマツが生えてます。


1時間ほどで疣岩山に着きます。


ここからまた小さなアップダウンの続く稜線を行きます。


紅葉に染まる稜線素晴らしいです。


さらに紅葉は深まります。


30分ほどで小屋が見えてきました。


12:00三国岳小屋到着。

冬季のため2階からも入れるようになっており内部もきれいに清掃され立派な避難小屋です。
ここでは剣ヶ峰方面から来る分岐点になっているので多くの人たちが休んでました。

私も休憩し昼食をとってましたが水がほとんど無いことに気が付きました。
次の切合小屋まで2時間です。仕方無い、汗をできるだけかかないでセーブして歩こう。

さあ、いよいよ核心部の紅葉した稜線を歩きます。


標高1700mそこらですがアルペンチックでここまで紅葉な見事な山は無いだろう。


おかげでゆっくり歩いて紅葉の景観を楽しめました。


種蒔山までの道は危険な箇所は無いが1か所ハシゴを登らねばならない場所は慎重になった。


1時間半ほど歩いて切合小屋が見え始めました。


素晴らしい場所にあります。
奥には飯豊山が望めます。


切合小屋に着きました。以外と早く3時前です。


目の前に立派な水場があります。
からからの喉を潤しました。


裏に立派なテン場があります。


まだ晴れてはいるが今日はここで泊ることにしました。
管理人さんがいました。素泊まりで¥2500 食糧と寝具は持参です。
それでも今日は15人くらい2階は使いませんでした。

ここからあと2時間半で飯豊山頂上です。
天気は気になりましたが明日登頂することにしました。


                                              ・・・(続く)





niigata

2016-10-09 20:17:50 | 日記
飯豊山を登りに行った帰り、新潟に立ち寄った。
新潟に住む友達と酒を酌み交わし
一夜明けて新潟を発つ朝。
新潟駅周辺を歩いてみた。

まずは有名な万代シティにあるバスセンターのカレーライス

昔なつかしい黄色いカレー、そしてこのボリュームで¥470

偶然にも駅でめずらしいものを見た。


SLである磐越西線は走っているのである。


C57・・・
突然、ボーという汽笛が鳴った。
懐かしい忘れかけていた響き。

やがてもうもうと黒い煙を吐きながら
力強く走り始めた。

そう私もまた新しく走り始めよう。