らーめんやまやのひとり言

風に吹かれながら、いつだって気ままに山歩き!

幌尻岳(2)

2010-08-16 22:34:20 | やま歩き

小屋の前で夕食をとる。水は小屋の前に出ている。
飛行機はコンロのボンベ持ち込み禁止なので火気類は持ってきていない。
コンビニで買った弁当を食べていると途中で一緒に沢を渡渉してきた2人連れの中年おじさんたちと仲良くなり一緒にビールを飲んで仲間に入れてもらった

小屋の管理人さんがやってきて酒のつまみに肉の切り身をいただいた聞くと鹿の肉らしい。

愛想がいいわけでもなく商売上手でもなさそうな人だが素朴な人柄は好感が持てる。

二階の屋根裏に泊まった。


8/10(火)
心配していた雨は降っていないザーザー音は沢の音だったらしい。

晴れそうだったので5:30に出発する。
小屋の裏手から急登が始まる。

チリーンチリーン!、カランコロン!熊よけの鈴音が鳴る。
ここは日高山脈ヒグマが生息している区域であるいつ熊と遭遇してもおかしくない。

樹林帯の急登なので汗が吹き出してくる。


1時間30分で水場に着く。命ノ水だ。


ここから遠そうに見えるが50m下ったすぐそこにある。

岩の割れ目からジャージャーと冷たい水が流れ落ちている。
ひと息入れて再び登り始める。
やがて緩やかな登りになり頭の上が開けてくる。
松をかき終えると稜線の一角に着く。

眼下に北カールを見おろし

ハイマツ帯の稜線を歩く。風で涼しい~。

幌尻岳までこのような稜線を歩き続けます。

幌尻岳の頂上は雲の中に隠れて見えません。

少し稜線を歩いていくと周りに高山植物が増えてきた。

このあと今までみたことのないお花畑に遭遇した。・・・(つづく)



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