らーめんやまやのひとり言

風に吹かれながら、いつだって気ままに山歩き!

裏剣(剣沢雪渓編)

2014-08-04 21:13:44 | やま歩き
剣沢小屋は自分が思っていたより小さかった。
毎年起こる雪崩のため大きくできないのだ。

同じ部屋で2人の登山者と出会う。
ひとりは富山に住んでいる方で剣岳を登って帰って来られた人だ。
もうひとりは私と同じくこれから剣沢から欅平へ走破する人だ。
お互い山好き同志ですぐ打ち解けて話に花が咲きました。

山小屋も宿泊料金が値上がりしましたが混んでいなかったし
食事もエビフライやビーフシチューとフルーツ 豪華でした。









翌日は小屋を後にし剣沢を下ります。
昨日知り合った人と一緒に行きました。

10分ほど下るといよいよ雪渓の取りつきです。



アイゼンを装着しスタートです。
意外と人が少ないです。



現在7時ですがこんなに歩いている人がいないとは思わなかった。
アイゼンは6本歯を勧められましたが私は4本歯で大丈夫でした。



雪渓の上は涼しい、冷蔵庫の中にいるようです。
雲も晴れ奇岩を周りに眺めながら順調に下ります。



長次郎雪渓が流れ込みます。



振り返ると素晴らしい景色、これが剣沢雪渓だ。





こんなに雪層が厚いのですね。




3時間下ると真正面に小屋が見えてきました。
真砂沢ロッジです。
なんと最後まで雪渓で続いてました。




真砂沢ロッジのオーナーはサングラスをかけた雪焼けした顔で僕らを親切に迎えてもらいました。
お茶を出してもらいこの先のルートを伺いました。



真砂沢ロッジからの剣沢雪渓です。
これで日本三大雪渓(白馬大雪渓、針ノ木雪渓、剣沢雪渓)を歩き終えました。・・・・




雪渓の端から河原歩きに変わります。




目印に従い時には沢沿いの道を巻きながら歩きます。



歩く人が少ない為か、結構歩き難い。


沢沿いの岩をへつる場所もありましたがなんとか二股の吊り橋まで来ました。



11時二股到着、休憩します。
陽も高く昇り風もなく谷はムシムシ暑い。

ここで雪融けの水をゴクゴク・・うまい~。喉にしみこむ。
白馬大雪渓の水を飲んだ時から、これを求めて山登りをしているようなものだ。



ここから仙人新道の登りに入ります。(三ノ窓雪渓が見えます)



草は刈りとられて整備されておりますが樹林帯の登りは風もなく暑い。
すぐ汗が噴き出す、汗を地面に滴らせながら急登を2時間。


登りきると。仙人池ヒュッテが!




木道を下るとチングルマのお花畑です。





1時 仙人池ヒュッテ到着。ハアハア。



ヒノキ風呂もあるそうだし従業員の方も美人だし誘惑に負け宿泊決定!

                                               ・・・続く


















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