漁師じゃないんだから・・・

セオリーと言うヤツをすべて無視して釣りをするオヤジのブログです。          採算なんて度外視。遊びだからね。

2018.1.07 アナゴも居なけりゃカレイもおらん 福島県小名浜港

2018-01-08 20:21:02 | 海釣り
 冬の釣りのターゲットと言えば、やはりカレイとアイナメでしょう。

アナゴやハゼやドンコはいくら釣れても脇役なのです。

しかし最近は主役が釣れないから脇役を狙ってしまう。

でもその脇役さえ釣れないことが多いです。

まっ、この時期だと小名浜周辺の海水温が10℃を切っている状態だから

活性が低いのは当然のことなんですけど。

 3連休の2日目の日曜日の午後、板橋の自宅を出発。首都高そして常磐道とも

渋滞は無く、天気は快晴なのに気温が低いからなのか?人出は意外と少ない。

常磐道の北茨城ICで降りて、大津漁港の近くにある釣り侍さんでアオイソメを購入。

そしてPM5:00小名浜港に到着。





ここは2箇所しか釣れそうな有望なポイントが無いのに、

その片方の1級ポイントが空いていました。

というか、岸壁全体ががら空きでした。根性無しの釣り人ばっかしやな。

三脚を2つ立てて、準備します。

ここのカレイは昼間が有望で、夜カレイは望み薄ですが、まっ、お土産にアナゴでも

釣れてくれればいいじゃないか。





今回は釣バリを安価な管付き伊勢尼12号を試してみました。







伊勢尼ハリにハリス5号を結んで、誘いの赤いゴムを付けて、エサは塩イソメを使用。



4本の竿を投げ終えて、PM6:00スタート。

投げ終えてすぐに小さなアタリが頻発しましたが、ハリに乗らず。

回収すると、何者かがエサを齧っている。


PM6:20 車の中から竿先のLEDライトを見つめていましたが、いきなり車を横に

揺すられました。スマホを見たら茨城沖でM4.3の地震、小名浜で震度3だった。

この地震で魚が驚かなければよいのだが・・・。


PM8:20 回収した1本に20cmのハゼが付いてきました。気の毒なのでリリース。





PM9:30 さっきのハゼよりも重い何かが掛かってきました。

デカいシャコ君をゲット。





リリースしてもよかったけど、高級食材なのでキープしました。


このあと、エサは齧られるけど、アタリも無く、明朝まで時間が経過。

しかし、おかしいな?。アナゴのアタリがまったく無い。

日頃からバカにしているアナゴが1匹も釣れないことにはお手上げですな。


日付が変わってAM4:30、そろそろ朝マズメのチャンスになろうかと、

期待の持てる雰囲気になってきたときに・・・

エサを回収。

4本の竿のうち、1本の竿を持ち上げると、

オモリの後ろでズルーと何か抵抗を感じました。

とっさに竿を大アワセ。

ガチッと掛かりました。手応え十分。期待も十分。

BXTの竿が満月にしなって、リールを巻く力もゴリゴリ。

やったぜ、一発大逆転だわっ、・・・

・・・

・・・

・・・

ん?

・・・

・・・

・・・

はあっ、溜め息

・・・

・・・

・・・

で、





くそっ、

オレの人生最大のヒトデ野郎だぜ。

ちゃんとハリを食ってやがる・・・




はい、皆さん、成人の日の、完全に朝になりました。

天気は快晴、無風です。

海は凪いで、これ以上の釣り日和はありません。








すぐ近くに大型コンテナ船が入港してきました。



誘導タグボートも来て、港内の水を動かしてくれて、ここでカレイのアタリが出ないと

もう望み薄です。


幸運の鳥もやってきました。






なーんにも起きません。






あの憎っくきデカヒトデが乾燥してきた頃合いで、撤収。





まっ、こんな日もありますわな。

漁師じゃないんだからね。