漁師じゃないんだから・・・

セオリーと言うヤツをすべて無視して釣りをするオヤジのブログです。          採算なんて度外視。遊びだからね。

2019.11.02 冬に向けて、調査釣行 福島県四ツ倉、鮫川

2019-11-03 22:22:05 | 海釣り

 11月に入って、やっと気温が下がってきました。

もうすぐカレイ、アイナメのシーズンです。

夜釣りブッ込み派の私としては、真冬の寒さに耐えられるよう、

常に、車横付けのできる場所を探しておりますが、

なかなか都合の良い場所なんて見つかりません。

理想の場所とはどんな処なのかと言わせてもらえば、

①まず車の横付けできる岸壁であって、

②北風に備えて、投げる方向が北から南へ向いていて、

③足元からドン深で、投げ込むポイントが水深10メートル以上、

そんな場所があれば、気温マイナスの厳寒の真夜中に大物を

ゲットする確率が大幅に上がるのです。

せっかく、高速代とガソリン代をかけて、土日の貴重な時間を潰して

出撃するのですから、カレイ、アイナメ、アナゴ、ドンコという、

食べて美味しい白身魚を、確実に狙って獲れる、

そんな場所が欲しいのです。

そんな都合の良い場所なんてなかなか見つかるものではないですけど、

悲しいかな、実際に、カレイにしても、アイナメにしても、

サイズの大きいヤツほど、北の寒い地方に居ることは事実なので、

刺身の取れるような大きなヤツを狙えば狙うほど、

板橋からの距離は遠くなるわ、体力の消耗は激しくなるわ、

金と時間は無くなるわ、・・・悲しい宿命ですね。

 

前置きが長くなりましたが、

今回は、夏にマテ貝でお世話になった四ツ倉の、あの砂浜はどうなの?

一度は竿を出して、ポイントの確認をしておかないと・・・

というわけで、三連休の時間を利用して、

福島県のいわき市の四ツ倉漁港へ調査を兼ねて出撃することにしました。

 

 

 

土曜日の昼過ぎに板橋の自宅を出発したのに、

途中、常磐道が事故で渋滞していたりして、

ドライブ感覚でのらりくらり北上しながら四ツ倉漁港に到着したのは、

夕刻せまるPM4:30でした。

 

 

 

 

夏にマテ貝でお世話になった砂浜は夕刻の満潮で沈んでいて、

手前の漁船の係留してある場所では、サビキで小アジが釣れていました。

 

ここからは詳しいことは申せませんが、この日、調査のために竿を出したのは、

北から南方向へ竿を出せる突堤の先端でした。車、横付けでないのが残念。

重たい投げ釣り道具を担いで、堤防をヨタヨタ。

ここまで来るだけでもゼエゼエ、ハアハア、汗が噴き出してきました。

 

 

しかしここは沖堤防もあり、

おそらく真冬の外海のウネリがあっても、ここだけは穏やかな場所ではないかと思い、

調査のため、4本の竿を広角に投げ分けて、底の様子を見てみました。

PM5:30 実釣開始。

餌は釣侍さんで購入した太目アオイソメ1匹チョン掛けと、持参したサンマ切り身塩漬け。

 

 

 

期待に反して、第1投から水深が無いことが判明。浅いぞ、5メートルぐらいか。

漁船が通らないのでミオ筋ができないし、深くなる要素が無いです。

何処に投げ込んても全て砂底で、一切のシモリも無いので、

竿を立ててリールをゆっくり巻くと、オモリが軽い感覚で抵抗無く寄ってくる。

もしもカレイが居ても、エサになるヤツが居ないし・・・うーん、どうなのかな?

足元の沈みテトラの境目に投げ込んで様子を見ると、大きめの磯ガニが釣れました。

さらに遠投した竿にはグーフーが釣れました。

 

 

PM9:30 まで我慢して粘りましたが、獲物はこのグーフー1匹のみ。

アカン、この場所、アウト。

 

PM10:00~ 場所を移動。

 

まずは小名浜港のマリン水族館裏へ行ってみましたが、釣り人が多過ぎて入れませんでした。

 

次に、いつもお世話になっている大剣埠頭へ行ってみましたが、立ち入り禁止区域が増えて、

狭くなったままで、残された場所には大勢のグループが占領していて、多数のテントまで

張られている有様。

 

PM11:00  前回ハゼ釣りのときに見つけた、鮫川の橋の下に到着しました。

三連休でどれだけ釣り人が多くても、鮫川付近は釣り人は少ないです。

 

 

 

 

うっかり寝てしまって、竿を持っていかれないよう、

今回は、あの、洗濯バサミストッパーを装着しときます。

 

 

 

ここは車を横付けできて、とっても楽チンな場所です。

スズキ狙いのブッ込み釣りならオススメの場所です。

車の中から見張っていて、ラジオを聴きながら、スマホいじりながら、

快適に過ごすことができます。

昼間はハゼ釣りの釣り人が多いですが、夜は誰も居ません。

橋の夜間照明が明るいので、けっこう夜遊びできますよ。

 

投げ込んですぐにケミライトをチョンチョンと叩くようなアタリがあり、

巻き上げてみると、25cmのチーバス君。

海鵜に突かれたのかカラダにキズがありました。

 

 

続いて、またしても20cmぐらいのチーバス君。

帰してあげるから、おとーさん、おかーさんを連れてきなさい。

 

 

さらに、ビビビンと竿を叩くアタリで上がってきたのは、

なんとも痛々しいキズだらけのカイズ君。キミ大丈夫かね?

 

 

 

さらに続いて、またまたチーバスか?と思いましたが、君はウグイ君だね。

 

 

うーん、大きなシーバスも居るはずなのに、いつもチーバスばかり。

大きなシーバスはルアーしかダメなのかな?

だんだんチーバスの連打に飽きてきました。

 

昼間のファミリーフィッシングしているアングラーから見れば、

チーバスが釣れただけでも楽しいはずなのに、

それは贅沢な悩みだとお叱りを受けるかもしれません。

 

でもね、シマノのCX-TやDX-Tの竿を満月にしてくれるほどのヤツでないと、

ワクワク、ドキドキして、アドレナリンの逆流を感じれないのです。

 

AM4:00  アタリが遠のいたので、エサを付け替えるために、

竿を立ててリールを巻くと・・・

? なんか抵抗無く重い。

ゴミかな?

ゆっくりと巻いて寄せてくると・・・

なんだなんだ?

 

じゃーん!!

・・・ ・・・

・・・ ・・・

私を阪神タイガースファンと知ってての神様のご褒美なのか?

・・・ ・・・

・・・ ・・・

25cmのヌマガレイをゲット。

 

 

 

 

まさか、まさかの、鮫川でのヌマガレイ。

漫画ツリキチ三平にも出てきたヌマガレイ。

昔、昔、私が若かったときに福井新港の北防で人生初めて釣りあげたヌマガレイ。

その次は鹿嶋港で釣り上げたヌマガレイ。← https://ossan53.exblog.jp/25592546/

そして今回が人生3匹目。

しかしヌマガレイは、みずっぽい味で、煮ても美味しくないのです。

全身とは言いませんが、「顔面ブツブツ男」と言えば、トラのレジェンド福留幸助でしょ。

大阪PL学園の最後の勇姿、2020年も応援してますよ。

 

朝のAM6:00まで粘ってみましたが、釣れたのは・・・

チーバス 2

カイズ  1

ウグイ  1

ヌマガレイ 1   計5匹 すべてリリース。

 

釣りとしては、まあ、こんなもんでしょ。

 

釣り調査の成果はそれほどありませんでしたが。

そろそろ体力の限界もあって、撤収しようかと思いますが、

なにか酒の肴が欲しいな、と思い、

帰るまでの少しの間、ハゼを釣って持ち帰ろうかと思いました。

 

 

場所を河口へ移動して、支流の合流点にきました。

写真上に架かっている橋の右端で先ほどまでやってました。

 

 

フライロッドで釣りました。

 

足元の水深1.5~1.8mぐらいです。

 

 

 

すぐに小ぶりなハゼが釣れて、こりゃ楽勝かと思いましたが、

小さいカイズに邪魔されて、たいへんでした。

 

 

 

日頃、重装備な釣りばかりしているので、

いざ、小物釣りとなると、ホンマ下手くそですわ。

酒の肴の確保もままならず。

恥ずかしい天婦羅となりました。

 

 

 

まだまだ調査続行中です。

カレイが釣れたのはビックリ。