漁師じゃないんだから・・・

セオリーと言うヤツをすべて無視して釣りをするオヤジのブログです。          採算なんて度外視。遊びだからね。

2018.5.05 強風で何もできず  福井県福井新港

2018-05-06 11:39:34 | 海釣り

 最近、板橋区からの出撃がしんどく感じられるようになってきました。

自然を感じて、楽しく竿を出せて、しかもゲットした魚を美味しく食べる

ためには、高速道路を使用して、片道最低でも130km以上走らなければ

実現できないという地理的なハンデが、だんだん重たく感じられてきました。

これも歳のせいなのでしょうか?

いやいや、それは認めたくありません。

だけど、今は東京23区内で一般会社員として、日常生活を送ることを優先

しているので、それなりの経済的負担が出撃することを邪魔していること

は確かです。

釣り場へ行って、それなりに良い釣果を得るには、良い場所を占拠する

ことが大事です。いわゆる「場所取り」が第一です。

そのためには、朝、暗いうちから家を出て、誰よりも早く場所を確保する

ことが大事です。だから週末はほとんど寝られません。万年睡眠不足です。

ほんと不健康ですねぇ。

しかし、全国には私のような釣りバカがたくさん居るのです。

だから地元の釣りバカのほうが有利なことは一目瞭然ですね。

 それと、第二の理由はソーラス条約です。世界の港湾の波止場から

釣り人を締め出す行為が、特に投げ釣りを主とする釣り人に対して

かなり圧迫しています。

その他、企業の工場敷地に含まれて、岸壁に立ち入れなくなる行為も、

入り浜権(いりはまけん)を犯していると思うのです。

福井新港の南堤防、敦賀港の鞠山堤防、鹿嶋港の南堤防、大洗港の外堤防、

直江津港堤防、柏崎港堤防、新潟第三東防波堤、・・・ ・・・

これらの堤防が釣り人に解放されたら、どれだけ現状を改善されることか。

つい、時間が在ったので、だらだらと釣りバカの持論を述べてみました。

さて、本題に戻ります。

要は時間とカネと労力を費やして、わざわざ苦労して遠い場所まで出撃

しても、入る場所が無くて、すぐに釣りを断念せざるをえないケースが

多いので、少し、頭の中を入れ替えてみました。

「そうやん、船で行ったらええやん」

もう20年も前のことですが、アキレスのハイパロンゴムボートを買って

福井新港内で竿を出したとがあります。そのときはボウズでしたが、

それよりも4人乗りボートを買ってしまったので、私独りでは重くて

運べなかったことに後悔が残りました。

というわけで、先月、ヤフオクで、サイズの小さいジョイクラフト社製

2人乗りゴムホートを購入しました。これにバッテリーで動くエレキ

を搭載して、立ち入り禁止で釣り人の居ない堤防の際を探ってやろう

と思いました。今回はまず彦根のマンションに保管してあるエレキを

取りに立ち寄ってから、5月5日、世界のトヨタシエンタ号に

ゴムボートとエレキを積み込んで、福井新港の南堤防を目指しました。

 しかしこのゴールデンウィークの後半は全国的に強風が吹き荒れいて

ボートを出すことができませんでした。なんという不幸でしょうか。

しかし、あらかじめ納得していたので、

こんなこともあろうかと、投げ用のアオイソメをわしだ釣り餌店で

2000円分購入。

十年ぶりぐらいにわしだ釣り餌店に立ち寄ると、相変わらず当時のままで、

懐かしく感じました。

AM4:00 現地に到着。

まだ月が頭上にありました。

 やはり、強風が吹いています。しかも南からの向かい風です。

最初からやる気が起こりません。

福井新港の奥で、車を横付けできる場所を探しながら、うろうろして、

ようやく工事現場の隙間から、竿を出せる場所を見つけました。

 この時期、周辺地域では田植えが行われて、九頭竜川の河口は

濁っていて、その影響で福井新港内もかなり濁っていました。

竿は出してみたものの、強風でアタリは判らず、30分ごとに仕掛けを

回収して、エサチェックをしてみますが、まったく釣れる気がしません。

一度だけコツンという小さなアタリが出て、これはひょっとして

大型チヌの前アタリかと、期待してそのあとの大アタリを待ちましたが、

トホホ・・・

回収してみたら、小さなベラ君でした。

 このベラにヒラメでも喰いついてくれへんかな?

と、このまま再度投げ込んで大アタリを待ってましたが、

世の中そんなに甘くありません。

AM10:00 嫌気がしてきて、終了。

次回はどこかでゴムボートを出していると思います。