田園都市の風景から

筑後地方を中心とした情報や、昭和時代の生活の記憶、その時々に思うことなどを綴っていきます。

「日本人にとって美しさとは何か」高階秀爾(筑摩書房)

2016年01月15日 | 読書・映画日記
 絵画を中心に、日本人と西洋人の美意識と技法の違いを検証した論考集である。    私は美術については門外漢なので本の解説は出来ないが、なるほどと思ったことを2点だけ紹介する。  その一つが絵文字、或いは文字絵。携帯電話やブログなどでよく絵文字が使われている。私はお遊びと思っていたが、これは日本の伝統にもとづくものだそうだ。私たちが子どもの頃に書いた「へのへのもへじ」もそうである。平仮名で書い . . . 本文を読む
コメント