HAYASHI-NO-KO

唐松岳 不帰険 白馬方面

ヘメロカリス・ 

2023-07-03 | 複数の色 混色系

▲ ユウスゲですね?と言われたけれど、これは植栽のヘメロカリス。▲

植栽なの??と言う風情だ。
自然に育つものでもないし、増えすぎて捨てられた??のだろう。
最近のことでもないのだけれど
世話をする人たちが少なくなってきたせいだろうか。
或いは瀟洒な家が隙間なく建てられて土が無くなったせいだろうか。
花壇の花と思っていたものが意外な場所で咲いている。
花も住みにくくなってきたということだろう。


▲ トウカンゾウ(唐萱草 南蛮萱草・ナンバンカンゾウ Hemerocallis aurantiaca)▼



▲ 一番早く咲く花、この後に、もう少し橙色の濃いノカンゾウ、ヤブカンゾウが咲く。▼






▼ 以下はすべて園芸用に作り出されたものだと思っている。▼











▲ 周囲はコバンソウの枯れ姿が取り囲んでいるから、植栽とは思えない。▼



(2023.05.31 南王子町・相生町)

正式には「県立明石西公園」は無くなっている。
今は北側のテニスコートとその周辺部分の植栽がそのままになっているだけだ。
南半分の公園は、管理ががんセンターに移ったあと
建物の建て替え用地に供されるべく二年前から閉鎖されて荒地のままに放置されている。
自然に戻ったのだろうけれど、手入れされていない場所よりも酷い。

このヘメロカリスは公園時代の名残、テニスコートの北側入口に残っている。

 

 

 


(2023.06.20 明石西公園)

▼ 橙色だとニッコウキスゲ、黄色だとユウスゲ 誰がそう決めたのだろう? ▼






(2023.06.25 明石公園)

 

 

 
(2023.06.27 玉津町)

ここでも「ユウスゲ」になっている。

 

 

 

 
ヘメロカリス・ 
ツルボラン科(←ススキノキ科←ワスレグサ科←ユリ科)ワスレグサ属 Hemerocallis cv.
(2023.07.02 須磨離宮公園)


ユウスゲ

ヤブカンゾウはワスレグサ、憂いなどを忘れる草の意味で万葉の世界でも幾つか詠まれている。
下の画像はそれとは正反対の意味を持つ勿忘草。

▲ ワスレナグサ ▲
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ヘメロカリス・園芸種2022 ヤブカンゾウ2021 ノカンゾウ2021 キスゲ2011 ユウスゲ2016

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