国道の交差点。
変則的な交差点だったから両側にはまだ空き地が残る。
そこに雑多な雑草が気ままに茂っている。
ヨモギなどは、刈り取られたのかどうか知らないけれど
まだまだ花を存分に咲かせようとしている。
▲ ヨモギは総状花序、柄のある頭花が花茎に均等につく。
頭花は筒状花だけで舌状花はない。▼
▲ 頭花は総苞片に保護され幾つかの小花を持つ。
周辺部はおしべの無い雌性花、中心部はおしべ、めしべが揃っている両性花。
花弁部分は赤褐色でかなり目立つ。▼
▲ 中心部にある両性花のめしべは花柱の先端がカールする。
周辺部にある雌性花のめしべは長く伸び出すがカールしているのを見ない。▼
▲ 周辺部にある雌性花は、おしべが無い分ほっそりしている。▼
▲ 中心部分にある両性花のおしべから花粉がまかれる。
その後、めしべが伸びて花粉を受ける。▼
▲ 花弁部分は赤褐色、先端は5裂している。▼
ヨモギ(蓬) キク科ヨモギ属 Artemisia indica var. maximowiczii
☆
▲ ヨモギの花 両性花が多い。両性花、雌花ともに当然だが結実する。
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今年のヨモギ 虫コブ
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