実家の庭には幾つもの雑草。
普通には「育てる」場所ではないのだけれど。
広がり過ぎて少し困った状態なのがカスマグサとスズメノエンドウ。
キユウリグサがすっかり埋もれている。
他の場所で充分広がっているのだし、花壇を雑草畑にするなど
常人のあることではない…のだけれど。
この図は意外に少ない気がする。
葉腋から長い花柄を伸ばして花が咲く。
花柄が長すぎて花だけを撮るとやはり間延びしてしまう。
真横からだと、一見してスミレを彷彿とさせるが、距はもちろんない。
必ず、と言うことはないけれど、ほぼ二個の花が一緒に咲いている。
伸びているのは葉の先端が巻きひげ状になった部分。
(2014.04.12 林)
☆
覚えやすいだろうか。
「か」と「す」の間だから、カスマグサ。
なんとも珍妙な名前だし
カラスノエンドウは、本名ヤハズエンドウ。
烏より小さいから雀と言うのも変だし
花はまったく似てもいないのに、烏と雀の間…と言うのも変な言い分だ。
それでも何となくカスマグサ…と覚えている。
スズメノエンドウと共生している場所。
花数は圧倒的にスズメノエンドウだが、カスマグサもそれなりに存在感がある。
ここにカラスノエンドウが割り込むことはない。
時折、ノボロギクが割り込んでいたりはする。
カスマグサ マメ科ソラマメ属 Vicia tetrasperma
(2014.04.08 玉津町)
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去年カスマグサ 最初に撮ったカスマグサ
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