いくつかの場所でニワゼキショウとオオニワゼキショウは見る。
唯、その両者は一定の距離を置いて広がっていることはあっても
群れて混生している場面は見たことが無い。
ニワゼキショウより草丈が高いからオオニワゼキショウと名付けられている種類は
草丈の割に花は小さい。
ところが近くで群れていると交雑が起きる…その結果として
特徴的なまん丸の果実が出来ていない。
何年か前にその記述に触れたことで交雑種探しが始まった。
最初は森林植物園の西門近くで見つけ
その後もう何カ所も交雑種が育つ場所が普通にある事を確認した。
アキマルニワゼキショウの仮称が与えられているのだが
学名はまだ付与されていない。
▲ 公園の北側、ユリノキの育つロータリーの近くに大きな群れがあった、
特徴的な丸い果実は全て落ちて、果柄だけが残っている。▼
▲ 果実は出来た?のだろうけれど、不稔。早々に落ちてしまっている。▼
▲ 花径は大きい。▼
▲ ここには果実の出来ているオオニワゼキショウも一種に育つ。▼
オオニワゼキショウ(大庭石菖) アヤメ科ニワゼキショウ属 Sisyrinchium sp.
(2018.06.05 明石公園)
☆
▲ オオニワゼキショウ、ニワゼキショウに特徴的な果実。
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オオニワゼキショウ(大庭石菖) アキマルニワゼキショウ(仮称) ニワゼキショウ
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