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「もう一つのマックロクロスケ」と呼んでいた。
秋に赤や橙色の果実をつけるのはピラカンサと呼ぶ方がわかりやすい。
タチバナモドキ、トキワサンザシ、ヒマラヤトキワサンザシ、なんて区別はつかない。
この樹もプラタナスと呼ぶ方がわかりやすい。
スズカケノキ、アメリカスズカケノキ、モミジバスズカケノキ、なんて誰も区別して呼ばない。
葉は互生し大きく掌状に3~5裂して、スズカケノキほど深く切れこまない。
それでも、プラタナスですよねと言う声が聞こえてくると、そうですねぇ~と返事するようにしている。
区別して呼んだところで、所詮はピラカンサ、プラタナス。
曇天の下で撮ると、どこかフウの雰囲気、マックロクロスケを彷彿とさせる絵になる。
(2011.11.18 明石公園)
☆
秋色の葉は、やはり晴れた空の下で撮らないといけない。
そう思っているから、取り直しに出掛けた。
自転車走らせれば10分、撮りたくなったら出掛けるに限る。
この二枚は「元祖(?)マックロクロスケ」、モミジバフウ。
(2011.11.21 明石公園)
☆
かなり強い冷たい風が吹き抜けている。
葉はかなり落ちたけれど、果実はまだ残っている。
(2011.12.16 明石公園)
(2011.12.26 明石公園)
☆
強い西風が何度か吹いたけれど、まだまだ枯れた葉は枝に残っている。
モミジバスズカケノキ(紅葉葉鈴懸の木) スズカケノキ科スズカケノキ属 Palatunus x acerifolia
アメリカスズカケ Platanus occidentalis
☆
街路樹の殆どはモミジバスズカケノキ が使われている。
モミジバスズカケノキは、スズカケノキ(Platanus orientalis) とアメリカスズカケノキ(Palatunus occidentalis)との雑種。
スズカケノキ、アメリカスズカケノキ共に、
小石川など植物園に植栽されている程度で、街路で見かけることはまずない。
ただ、この樹は果実が一個、スズカケノキ、モミジバスズカケノキには
複数個の果実がつくのが普通…と説明されている。
なのでアメリカスズカケだろうかとも思う。
だから、どの種類を指すのかわからない場合は
三種ともにプラタナスと呼んでも差し支えはないのかも知れない。
新宿御苑のモミジバスズカケは園内一の根回り、一時期かなり衰弱したが復活した。
大船では薔薇園の横、ベンチが置かれのんびり休める。
キノクニスズカケは草本、熊坂さんに見せて頂いた。
(2012.02.06 明石公園)
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よく見るのはモミジバスズカケなのかどうか気をつけて見ていないので分かりませんが今度は葉の形を見ることにします。
いつか実がおちていて中を少し割ってみたらあっと驚くほど大量のふわふわが飛び出しました。
スズカケというほうがなんとなくおしゃれに聞こえます。
「すずかけの路」という歌からそう思っているのかもしれないです。
「鈴懸の道」、山で良く歌ったものです。
ジャズ演奏で、鈴木章二さんの吹くクラリネットが好きだったですね。
いずれにしても、プラタナスの響きの方が好まれるようですから、
スズカケ通りではなく、プラタナス通りになっている事の方が多いのでしょう。
高校時代の運動場の端っこには、ポプラの並木があって、
そこを歩きながら「鈴懸の道」を歌って大笑いしたものでした。
その同窓の一人が、昨日倒れてそのまま亡くなりました。
そう言う年代なのだと、今更ながらに自覚を強めたところです。
寒くなりましたね
神戸の街路樹にプラタナスの木が多く植えられています
昔は果実が沢山なって 地面にも沢山の果実が落ちていました
住民からお掃除が大変との苦情が入り
今は短く剪定してしまい 全く果実がつかなくなりました
今は 殆んど この果実を見ることがなくなり懐かしく思いました
スズカケという言葉は知っていたのですが・・・
プラタナスの事だったのですね~
野菜もそうですが、いろんな呼び名が付けられていると、最初に覚えたもの以外は忘れてしまいます。
だから、違う名前だと思っていたものが実は同じものだった…と言うことも多いのですね。
スズカケと呼ぶか、プラタナスと呼ぶかも好みの問題…とも言えましょうし、
もっと多くの種類があるのですよ…なんて言う人もいらっしゃるし。
街路樹も、誰が掃除をするのかでもめる要素の一つになってきて、
少しずつ人工物に置き換えられ始めていますから、寂しい限りです。
最後には、人が住む場所には何も緑が無くなってしまって、
植物園に行かないと草木は見えなくなってしまう…なんて事にはならないでしょうけれど。
TBが入っていたのでうれしかったです!
なにかあっても私にはどうしようもないことだったのでよかったです。
画像がたくさんあって葉の形も色々写されているのでとても参考になります。
絶滅が心配されている草本のキノクニスズカケというのも気になります。
今までは無視して通り過ぎていたモミジバスズカケですが青葉の頃も見上げてみようと楽しみになりました。
次々と新機能が追加され、その変更の度に不具合が起こるようですね。
編集文字サイズの変更などでも問題が未解決のままですね。
モミジバスズカケ以外の種類は見本園などで見る程度だと思いますが、街路樹にも植えられていた…の記録があるようです。
すっかり葉が落ちてしまうと、枝ごと落ちたものがちらばっていたりします。
ポケットなどに入れるととんでもないことになりますね。
落葉樹は若葉の頃が一番きれいな緑ですからぜひ。