HAYASHI-NO-KO

北岳と甲斐駒ヶ岳

イヌホオズキ(犬酸漿)

2019-04-20 | 春 白色系

以前、幾つもの帰化植物を集めて栽培している木場公園内の帰化植物見本園で話を聞いた。
純粋に帰化植物を栽培していても、やはり自然界では交雑が当たり前、研究室などで栽培する…なんてのはもってのほか。
そう考えると、これが何々で…等と、名札をつけていること自体、自然に逆らっているのでは無いか…
そんな議論を延々と交わしたことがあった。
その時に登場したのがこのイヌホオズキ。
調べることの面白さは充分にあるのだけれど、毒性のある果実を潰して「球状顆粒」の有無を調べるのは
素人のやることでは無いだろう…という結論になった。
何事も、研究者やセミプロを自称する方達にお任せした方が良いのだけれど
どうも最近は、ブログなどで競ってその成果を披瀝することがステイタスのようになってしまって
ここのカンザシイヌホオズキ(テリミノイヌホオズキとも呼ばれていた)は無くなった…と。
たかが雑草の一つの種類、お持ち帰りになって研究でもなさるのでしょうかねぇ~と苦笑いされていた。












オオイヌホオズキ(大犬酸漿)ナス科ナス属
Solanum nigrescens
イヌホオズキ(犬酸漿) ナス科ナス属 Solanum nigrum
アメリカイヌホオズキ(亜米利加犬酸漿) Solanum ptychanthum

(2019.04.16 藤江)
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イヌホオズキ アメリカイヌホオズキ(亜米利加犬酸漿)

オオイヌホオズキ(大犬酸漿) イヌホオズキ(犬酸漿)



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