
コケにもシダにも、ましてやキノコにも興味は全く無い。
ただ面白い姿だと、興味の対象でもないけれど撮る。
そういうものだと思う。
植物の種類の中でも面白いものです…と言われても、珍しいものです…と言われても食指は動かない。
見て面白いと感じるから撮っているに過ぎない。
珍しい…の言葉にひかれて興味本位で広げるほどに知識は無い。
この苔の名前が何なのかも知らないけれど
水玉がのっていたから撮った、ただそれだけの事だ。
雨の日に、傘さしてまで花の上にのった水玉を撮るのとは似ていて非だ…と思うし
晴れた日に霧吹きでバラに水玉をつけて、きれいでしょうと言うのとはちと違う。
(2020.02.12 玉津町)
☆
追記 この正体は苔ではなく藻
「この苔の名前が何なのかも知らない」と書いたけれど、どう見ても苔でもなかった。
それでも何だか知らないもの…だった。
ただ面白がって撮っただけのものだったから、ろくに調べもしなかった。
近くには、これもいつも見慣れた苔があちこちに出ていたから撮った。
その名前も何年経っても何が正しいのか解らないでいるのだけれど
ひょんなことからこの画像の正体が知れた。
特定外来植物リストに含まれている、かの有名な?オオフサモ。
流通名パロット・フェザー(Parrot feather、オウムの羽)で、アクアリウムなどに利用されていた人気の水草。
このビオトープには捨てられた水草がいつの間にか居着いてしまっている。
知らないということはこう言うことなのだ。
(2020.03.09 玉津町)
☆
玉津のビオトープにも広がり始めている。
明石公園では随分以前から広がり続けている。
オオフサモ(大房藻)アリノトウグサ科フサモ属 Myriophyllum aquaticum
特定外来生物に指定されている。
(2020.08.18 明石公園)
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コケ・京都 同じコケ 何度も撮っている同じコケ 秋の画像
綺麗だからと言って良いものではない・・・そうですね。
入り込んで広がっては大変なことになる困ったちゃんは何とかしたいですね。
オオフサモ...藻なのですね。
教えていただきましてありがとうございます。
木を切り倒した後、法面緑化対策などと称して
幾つもの種子をばら撒いた結果、一部ではイタチハギやハリエンジュなどがかなり酷い植生になったり
河川の改修の後にオオキンケイギクの種子を播いたり…。
後の事を考えずにやるお役所仕事も多いですが
個人でも水槽で飼っていたものを水草ごと川に捨てて、いつの間にか大変な事になっていたり。
無責任とは言わないまでも、結果として「悪い事」に繋がる事が多いのが
今の自然界なのではないかと思いますね。
結局は人間の傲慢さなのかなとも思います。