HAYASHI-NO-KO

北岳と甲斐駒ヶ岳

アメリカチョウセンアサガオ(ケチョウセンアサガオ)

2017-09-10 | 草 果実・種子

二週間前木場で二種類の種子を撮って帰ってきた。
こちらではヨウシュチョウセンアサガオは久しく見ない。


▲ 花筒は同じ位長い萼筒に包まれている、その萼筒の基部、この微妙な色の変わり目辺りで上下に分かれるようだ。
膨らんでいるのは子房部分で、果実が現れると萼片部分は平開することになる。▼


▲ 花が終わり萼筒が二つに分かれている。

▲ 上部は花筒と一緒に枯れ落ちてこの萼片下部が果実の基部に残る。









アメリカチョウセンアサガオ(ケチョウセンアサガオ)
 
ナス科チョウセンアサガオ属 Datura inoxia(←Datura meteloides)
(2017.09.1
0 林崎町)


▲ 花は殆ど午前中には萎れている。
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アメリカチョウセンアサガオ  チョウセンアサガオ



3 コメント

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花の終わりに・・・ (こいも)
2019-10-22 11:22:17
林の子さん
実は萼が無い…そう思っていました。
でもいつの間にか萼がある???
でもこれって萼ではなくて何だろう?
やっと理解できました。
このようにして花が終わると花筒が切り離されて萼が残るのですね。
微妙な色の違いがわかります。
果実が現れると萼片部分は平開するのですね。
襟巻の存在・・・すごいですね~~~💛 感動しました。
果柄はこんなに大きく口を開けて種子をこぼすのですね。
ますます興味津々です。ありがとうございました。
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不思議発見…です。 (林の子)
2019-10-22 11:44:35
長い花筒を覆うように花筒より少し短めの薄緑が萼片。
ですから、花筒と萼筒は別物。
そう理解しましたから、花筒の下(正確には花筒を覆うようになっている)にあることには納得しました。
ところが膨らんだ果実では、ほぼ平開してエリマキ状態なので不思議でした。
だから、このページの3枚目の画像を撮ったわけです。
不思議だな…と思わないと、画像も目立つもの、花やトゲトゲ果実ばかりでしたから。
一度疑問が解けると、後は半分推測しながら撮っています。
画像から理解するのは難しい事ですが、疑問が少しずつ解けてゆくと面白いです。
まぁ、疑問を感じなければ花と果実だけで充分なのですが。
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花筒と萼筒は別物 (こいも)
2019-10-22 12:46:38
林の子さん
花筒と萼筒は別物なのですね。
花筒は同じ位長い萼筒に包まれていてその萼筒の基部・色の変わり目で上下に分かれる・・・
萼片下部が残って襟巻になるのですね。
こいももこの不思議な現場に立ち会えたら良いのですが・・・
とてもわかりやすい画像ですから
自分なりには相当わかったつもりでおります。
色々細かいところをお教えいただきありがとうございます。
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