
オオシマザクラ 大島桜。
桜餅を包む葉、ソメイヨシノの片方の親。
(2012.04.05 玉津)
(2012.04.08 大明石町)
(2012.04.09 玉津)
☆
公園として開かれた後に植えられた桜の殆どはソメイヨシノ。
オオシマザクラは孤高を守るかのように一本
最近になって植えられた。
桜の名所に、白一色だと見栄えはしないのだろう。
オオシマザクラ(大島桜) Cerasus lannesiana var. speciosa
(2012.04.12 明石公園)
☆
【山桜と里桜】
山に自生している桜に対して、園芸用に作り出されたものを里桜と呼んでいる。
オオシマザクラは山桜の一品種。
ヤマザクラと呼ばれる山桜もあるから少しややこしい。
ソメイヨシノは作り出された桜…と言われるのだけれど
元はヤマザクラとオオシマザクラの自然交配種を選別育成したもの
里桜の殆どは見栄えのする多弁種が多く「八重桜」と呼ばれるけれど
「里桜」も「八重桜」も全体を指す呼称に過ぎず品種を特定している訳ではない。
「太白」と呼ばれる品種は、このオオシマザクラに似て一重の白
海外で作られて逆輸入された里桜だ。
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明石公園のサクラ 田町のカワヅザクラ 須磨のカンヒザクラ
冬のジュウガツザクラ 秋のシキザクラ
カワヅザクラ シナミザクラ カンヒザクラ(ヒカンザクラ) コヒガンザクラ
ソメイヨシノ ベニシダレ ヤエベニシダレ フユザクラ トウカイザクラ
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