地下鉄東西線木場駅、何も変わっていないし長いエレベータと階段がくねくね続いて
地上に出る頃には少し嫌になる。
駅から木場公園までも何も変わり無い…気がする。
それでも公園内にはドッグランなど囲いが作られてしまっている。
広域避難場所に指定されていると言うのに…だ。
アオギリの下には午後の日陰が広がっていた。
(2019.08.24 木場)
☆
アオギリもここまで育った。
去年8月の二度の台風で、途中の太い枝から上部が裂けてしまった。
それでも春には残った部分はすっかり青葉に覆われ
夏には果実が五つに分かれて(*↓)種子が見えるまでに育った。
▲ 葉は木陰を作ってくれるほどに大きい。▼
▲ まだ残っていた果実だが、今から大きく育つことは無理だろう。
▲ 葉は緑のままだけれど、果皮は緑から濃い茶色に変わってゆくので遠目でも目立つ。▼
▲ 5分裂して育っている殆どの果実は熟して一つ一つが種子を露出している。▼
▲ 下から覗くと五つに分裂した果実はそれぞれの果皮に種子を付けている。▼
▲ 五分裂した果実はやがて乾燥して枝から離れる。
その時、果皮の縁に付いている完熟した種子は落下せず果皮に乗って風に運ばれてゆく。
果皮が種子を運ぶ役目をしている。▼
▲ 枝(実際には果柄だが)から離れる果皮には種子がしっかりと付いているのが分かる。▼
▲ 画像の果皮が果柄から離れるにはもう少し時間がある。
殆どかさかさに乾燥するまでは果柄からは離れない。(**↓)
その間に種子はどんどん乾燥して周囲に皺が目立つようになる。▼
アオギリ(青桐、梧桐) アオイ(←アオギリ)科アオギリ属 Firmiana simplex
APG分類体系では、アオギリ科、シナノキ科、パンヤ科はアオイ科に分類変更されている。
(2019.07.17 明石西公園)
☆
▲ (*)出来はじめている果実、一つの花からこのような姿の果実が出来、その一つ一つに種子が詰まっている。
この画像では上向きだが、果実は下向きにぶら下がるようになる。
▲ アオギリ、花の頃 アオギリは雌雄同株・異花、中央に雄花、その右が雌花。
▲ (**)果柄から果皮が離れ始めている。この頃になるとまん丸だった種子には皺が目立つようになる。
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アオギリ(青桐、梧桐) 春の花盛り 夏の果実 秋の果 種子
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