長い期間咲き続けている芙蓉。
酔芙蓉もまだ咲き続けている。
サルスベリやキョウチクトウより少し遅れて咲き始めるから
花が少なくなってくる頃まで咲いているので目立つ。
それでもそろそろ乾燥し始めた果実から髭を纏った種子がのぞき
花数が減る頃には、バッサリと根元近くまで伐られる。
▲ 萼片、副萼片、花柄には腺毛があり少しベタつく。
花後、大きく膨らんだ果実はすっかり萼片に包まれる。▼
▲ 暫くは萼片に包まれていた果実、果皮も大きくなって長毛が目立ちはじめる。
やがて果皮を包んでいた萼片は枯れ、種子を包んでいた果皮（果殻）は熟すと5つに裂けて種子が飛び出す。▼
▲ 果実の外側と内側の一部、種子の背面は長い軟毛に覆われている。▼
▲ 種子は全面が長毛で覆われている訳ではなく、片側だけである。▼
☆
▲ 久し振りにめしべにビッシリ付着した花粉を撮る。▼
フヨウ（芙蓉） アオイ科フヨウ属 Hibiscus mutabillis
（2019.10.14 明石西公園）
☆
フヨウ（芙蓉）
－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－
フヨウ 白色 フヨウ 桃色 フヨウ スイフヨウ 果実・種子 冬芽・葉痕
ヒトエスイフヨウ（一重酔芙蓉） スイフヨウ（酔芙蓉） ムクゲ（槿、木槿、無窮花）
綺麗な花粉ですね。
こんなのって初めて見ました。
芙蓉って大好きです。美しいお花だと思います。
初めて果実や種子を知った時…またまた好きになりました。
こちらでもっともっと詳しいことを知りました。
種子の長い毛は前面にになく片側だけ・・・だったのですね。
小さな栗がいっぱい～と思っておりましたが
軟毛が片側だけでは栗ではありませんね。
今日は知らなかったことをまた新たに知ることができました。
とても嬉しいです。ありがとうございました。
確かに栗のような…と感じたものでした。
そこで毛が密集している種子を摘まんだわけですが、軟らかだったのを覚えています。
ついでに全体に毛がある…と思っていたものが片側だけだったことも覚えました。
画像に残す折にはそんなこんなの幾つかが役に立つものです。