何本かの樹がいつの間にか切り倒され
その後に幾つかの園芸種が雑然と植えられ始めた。
整然と植えれば立派な花壇…だけれど
手当たり次第にあれこれ植えている。
数は増えたけれどどんな目的があるのか分からない。
おまけにあちこちに鉢植えも並ぶ。
ガーデニングの見本でもなさそうだ。
全てに名札が掲げられている植物園とは違うから
花数だけを楽しむには良いのかも知れない。
それでも草丈が伸び、四方に広がるイネ科植物は
場所を選ばないと雑草畑になってしまう。
▲ ミューレンベルギア・カピラリス Muhlenbergia capillaris
最初は白く、徐々に赤く、と説明されているのだけれど、赤くならない種類もあるのだろう。▼
ミューレンベルギア・カピラリス イネ科 Muhlenbergia capillaris
スティパ ・テヌイッシマ イネ科 Nassella(← Stipa)tenuissima 'Angel Hair'
(2019.09.03 明石公園)
☆
▼ 上の草は「ミューレンベルギア・カピラリス」と判定したけれど、下の画像はまだ不明なまま。▼
(2020.07.28 明石公園)
☆
何度も撮っているのだけれど、その都度調べながら諦めている。
タダの草、そう思えば良いのだろうが、雑草だと調べもつくことがある。
「園芸種」等と言われると、とたんに調べがつかなくなる。
それでも類似の雑草を当て嵌めてみると
オオクサキビ(大草黍) イネ科キビ属 Panicum dichotomiflorum
ヌカキビ(糠黍) イネ科キビ属 Panicum bisulcatum
つまりは「パニカム(パニクム)」が浮かんで来る。
後者の方が全体にしなやかで花序の枝も垂れ下がっているから近い姿だ。
パニカム・ヴィルガツム イネ科パニクム属(キビ属)Panicum virgatum
ロストラーブッシュ(Rotstrahlbusch)は葉が秋には紅葉、 葉色が変わらない種類もここにはあるのだろうか。
或いは植栽後、元に戻ろうとする植物本来の姿なのかも知れない。
(2020.08.04 明石公園)
------------------------------------------------------------
不明の花-1 -2 不明の草-1 -2
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます