HAYASHI-NO-KO

北岳と甲斐駒ヶ岳

キキョウソウ (桔梗草)

2022-06-12 | 夏 紫色系

街路の植栽の間から顔をのぞかせている。
植栽の枝や葉に邪魔されているせいで、茎がまっすぐには伸びきれず歪だ。


▲ おしべの花柱には花粉がまとわりついているけれど、柱頭はまだ閉じたまま。▼







▲ めしべの柱頭が開く前、開いた後の幾つかの花が残っている。
下は、昨日咲いていた花殻がまだ残っている。▼




▲ 果実は熟すと茶色、真ん中あたりの被膜が上にめくれあがって中から種子が零れる。▼

(2022.06.08 立石)


広い道路を挟んで反対側の植栽の間にも顔を出している。


















▲ 苞葉はヒナキキョウソウより、茎を抱く部分が大きく種子を暫くは留めている。▼





キキョウソウ (桔梗草)
 キキョウ科キキョウソウ属  Triodanis perfoliata
別名 ダンダンギキョウ 
(2022.06.12 硯町)


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キキョウソウ?2021 



2 コメント

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キキョウソウ。 (こいも)
2022-06-21 00:32:55
林の子さん
キキョウソウを見てみたいです。
果実の両側にできる薄い膜は、熟すとシャッターのごとく巻き上がるのですね。
この形の苞葉でしたら種子を受け止めてくれますね。
時には散らばって・・・面白いですね。
こちらでは、まだ見たことがありません。
どこかに、ひっそりと咲いているのでしょうか・・・。
色々見させていただきました。ありがとうございました。
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似たような環境。 (林の子)
2022-06-21 09:23:08
キキョウソウもヒナキキョウソウも似たような環境で育つと思います。
小さな種子が零れ落ちて同じ場所に次の年も出てくるのですが
ヒナキキョウソウは荒れた草むらの方が多い気がします。
キキョウソウは街路の植栽などの下に咲いていることも多いので
植えられている植栽と一緒に土に混じって来たのかな?と感じることが多いです。
いずれにしても草むらだと緑の中の紫、見つけやすいですから
ヒナキキョウソウが群れている辺りでも見つかると良いですね。
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