ロウバイにぶら下がっていたタンキリマメの蔓は切られていた。
だから種子を包んでいた殻も茶色くなり、種子も萎びていた。
別の場所ではまだ気がつかれていないのか残っていた。
蔓性の雑草はそのようにして目立つ場所では根元で切られたりしてしまう。
▲ 葉も緑を残している。果実の赤茶も残っている。▼
▲ 一つの莢に普通は二個の果実(豆)、いつまでも果実の縁に付いている。▼
▲ 果実が出来ているのは花が咲いたから…、けれどもここでは花は撮っていない。▼
(2021.12.10 須磨離宮公園)
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まだ残っていた。
ロウバイの木に蔓を伸ばしていたから何本かは途中で伐られていた。
それでも伐られずに残っていたものもあったと言うことだ。
▲ これはカシワバアジサイに絡みついていたもの ▲
▲ ロウバイに絡みついていた殆どは伐られたけれど、まだ残っていた蔓の果実は弾けた。▼
▲ 完熟出来なかったものも混じる。▼
(2022.01.08 須磨離宮公園)
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梅が咲き始めた近くのタンキリマメ。
葉は緑をわずかに残していたけれど果実殻は茶変。
(2022.02.14 須磨離宮公園)
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ここにこれだけのタンキリマメが広がっていることは知らなかった。
(2022.02.24 明石西公園)
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タンキリマメ(痰切り豆) マメ科タンキリマメ属 Rhynchosia volubilis
(2022.02.28 須磨離宮公園)
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▲ 花 ▲
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今年のタンキリマメ 須磨のタンキリマメ 秋の果実・種子 タンキリマメの果実
タンキリマメ(痰切り豆)
タンキリマメってとっても可愛いですね。
「何処かにないかな~」と思うのですが
こいもの周辺には無いようです。
お花から果実や種子までどれもが素敵です。
漢字の「痰切り豆」から喉にも良さそうな感じ・・・ですね。
緑の莢がほんのり色づく様子や、葉柄から緑の葉が3枚とってもいいですね~。
黒いピカピカの実が果殻の縁で・・・
落ちそうで落ちない~~~何とも可愛いです。
何処かで見られたら舞い上がってしまいそうです。
植栽に勝手に絡みついて、見栄えが悪くなるし蔓や葉が枯れると余計に酷い事になる。
蔓の途中で伐っても、根が残っていると翌年にはまた伸びてくる。
だから、須磨ではテイカカズラは根っこからバッサリ…です。
タンキリマメも、夏にソシンロウバイの上に広がっていたのは
花の前に毎年伐られるのですが、やはり毎年伸びてきます。
赤く色づいた果実の縁に付く「豆」は、果実殻が茶色くなる頃まで残っていますから
緑と赤と黒…、確かに目立つ蔓性雑草です。
意外に野辺でも鳥が運んだ種子からの芽生えを見ることがありました。
https://blog.goo.ne.jp/ken328_1946/e/e0d398eaa537d6d3f7cc7b01882ade86