地域にある公園。
住居表示変更などで公園の名前も変わっている。
かつては東王子と呼んでいた場所だけれど、今は西新町に統合されている。
植栽は殆ど変わらない。
▲ 頂芽は副芽を左右に持つ。
▲ 頂芽の直ぐ下には対生の側芽。
▲ 茎頂にある頂芽は左右に副芽を従えているし、直ぐ下の側芽の位置が近いと派手ないでたちになる。
茎にある側芽は対生。▼
(2020.01.16 西新町)
☆
▲ サンゴジュは常緑樹だけれど、残っている緑の葉も新しい葉と早晩入れ替わる。
一部は葉の葉緑素部分を失って、赤くなり早くに脱落している。▼
サンゴジュ(珊瑚樹) レンプクソウ(←スイカズラ)科ガマズミ属
Viburnum odoratissimum var. awabuki (=Viburnum awabuki)
(2020.01.11 西新町)
☆
▲ 赤い果実もすっかり萎びて黒ずんでそろそろお終い。
赤く色付いた葉の事は、去年推論した。
▲ 頂芽は花と葉の混芽、おまけに側芽(葉芽)を両側に従えているので
すぐに賑やかな状態になる。
▲ 果実
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花 サンゴジュハムシ サンゴジュの果実 冬芽・葉痕 サンゴジュの「紅葉」一考察
サンゴジュ(珊瑚樹)
葉が入れ替わる頃には、当然水分供給も不要になるでしょうし
光合成に必要だった葉の中の葉緑素も減ってしまうでしょうから
緑を失って他の色成分が出て来る事は普通でしょうね。
秋に落葉するもの、つまりは落葉樹に目が止まるのでしょうが
常緑樹とても、葉は入れ替わるわけで「紅葉」という言葉を使わないだけなのだと思いますね。
花の終わり頃に赤みがさすのも、元々は花も葉の最終形、という仕組みから何となく納得出来そうです。
科学的根拠などはもっと厳密に筋道を立てて解説されているようですが。
サンゴジュは常緑樹なのに赤く染まる葉・・・
残っている緑の葉も早晩新しい葉と入れ替わる・・・
常緑樹はずっと緑のままかと思い込んでいましたが違うのですね。
サンゴジュの葉は春先に入れ替わるのですね。
厳密には紅葉と言う言葉は使わないかもしれない・・・
でも赤く染まる葉はまるで紅葉しているように見えて・・・
枝葉は綺麗な十字対生ですね。
頂芽は花と葉の混芽・側芽(葉芽)を両側に従えて・・・
「何これ~」と思うほどに賑やか~~~
とても楽しげです。
怪しい記憶ですが以前にヒサカキかハマヒサカキの赤く染まった葉を見ていただいた時に
同じように教えていただいたことがありました。
画像を見させていただき色々と思い出したりしております。
これからも気をつけながらサンゴジュを見ていきたいと思います。
ありがとうございました。