HAYASHI-NO-KO

北岳と甲斐駒ヶ岳

ネコヤナギ → フリソデヤナギ(アカメヤナギ)

2011-02-27 | 冬 樹木 果実・葉

セツブンソウとセリバオウレンを堪能して帰路についた。
走り慣れた(?)だから、ユキワリイチゲの咲く場所を確認し、
花芽がひとつやっと上がっているだけなので、また今度…と、
小学校の横を通り抜けて幹線に出る。
途中、たまたま右手にネコヤナギの群生を見つける。
ちょうど四時を過ぎたあたりで、山の端に入る直前の柔らかい光。
迷わず(?)Uターン、車を安全な駐車場(とは言っても、消防団の前)に止め、四人がぞろぞろ。
畑仕事の方が怪訝そうな顔つき…だったので、ご挨拶に。
セツブンソウを撮りに行った帰り道で、ネコヤナギが余りにきれいだったので
これは撮らねばと止めた、明石から来て帰り道…と。
へえぇ~、そんなに珍しいもんか…、セツブンソウ、何やそれは…、だった。
そんなものかも知れない。
普通に咲いているものなのかも知れない。

帰りかけた私たちに、鎌持って来て切ってやるから持って帰りな…と、何本もお土産。
快晴の下、存分に季節の花を撮り、おまけいっぱいの青垣行になった。



  







  



  


(2011.02.26 青垣)

しばらくは疑問が解けなかった。
どう見ても森林などで見ている「ネコヤナギ」とは違って花穂が長く大きい。
フリソデヤナギ(振袖柳 アカメヤナギ/ヤナギ科ヤナギ属 Salix × leucopithecia) 
とするのが正解なようなので訂正する。
「振袖火事の火元にあった柳」の意味で、赤い芽鱗=火事の連想からではない。
その他、調べていると、マルバヤナギの別名にもアカメヤナギが充てられている。
いずれも冬芽の芽鱗が赤い事からの名付けだが
マルバヤナギの方は、新葉が赤みを帯びること、葉柄下部に目立つ托葉がある事で区別出来そうだ。

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