キランソウ(金瘡小草/金襴草/紫藍草)の別名はジゴクノカマノフタ。
春の彼岸の頃に咲いて、先祖の霊を閉じこめると言うのが、
新聞などに載っていた説明。
けれど、古来、薬効が知られていて、瀕死の重病人が地獄へ落ちるのを妨げる蓋に例えた、と言う説明の方が私は気に入っている。
植物学風には、ロゼッタ状で冬を越す根生葉の姿が鍋蓋に似ているらしい…(と言うだけで、根拠は無いけれど)。
今日、新林から片瀬山に抜ける山道の入口で見つけたのは、花をびっしり付けて四方に広がったキランソウ。
これだけ広がっていると、なるほど、地獄に蓋してるみたいだ。 (2006.04.13 新林)
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