HAYASHI-NO-KO

雑草三昧、時々独り言

ノブドウ(野葡萄)

2018-06-17 | 夏 樹木 果実・葉

草ではなく蔓性の木。
虫コブのせいで色とりどりの果実…と言われているノブドウ。
虫が寄生しているけれど、しっかりと果実は出来る。
その辺りがどうも理解出来ない。
詳しい理屈が分かったところでどうということもないのだけれど。






































ノブドウ(野葡萄)
 ブドウ科ノブドウ属 Ampelopsis glandulosa var. heterophylla
(=Ampelopsis glandulosa var. brevipedunculata
キレハノブドウ
Ampelopsis glandulosa var. heterophylla f. citrulloides
(2018.06.14 和坂)


▲ 秋の果実
『ノブドウの果実は秋には宝石箱の様に色とりどり、これはノブドウタマバエなどの幼虫が寄生して虫こぶになるものが多く
いからです』
一般論としてそう書かれているし、それを忠実に?なぞっている記述が普通だ。
『虫コブだったら果実を二つに割れば中には何らかの虫の残骸か糞などの証拠が残されている』
中には『虫コブなので、種子は出来ない…』などの飛躍しすぎた記述もあったりする。
虫コブ = 種子が出来たとしても不稔 の式は成り立っているのだろうが、実際に確かめたのだろうか。
私もそんな酔狂な真似は出来ないのだが、肥大して色づいた果実を半分にしてみることは多い。
確かに中は水っぽいけれど、種子らしき物は出てくる。
それが次の子孫を増やせる能力を持つのかどうかまでは確かめてはいないけれど
全て虫こぶなのだから種子が出来ないと言う記述だけは嘘だ。
間違いなく虫コブにならない果実もあるはずだと思っている。



▲ 冬枯れ
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ノブドウ エビヅル アオツヅラフジ ヤブガラシ


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