ナンテン、難天。
縁起をかついで鬼門に植えると良い。
赤い果実が正月飾りには似合う。
などなど、クリスマスの頃にはクリスマスホーリーが持て囃されて
数日するとナンテンやセンリョウ。
とかく日本はややこしい。
▲ ナンテンの花は、咲いた時から子房の大きさが目立つ。
めしべの花柱(柱頭痕)は、果実になっても残る。▼
▲ ナンテンの果実はセンリョウ、マンリョウなどと共に鳥たちの大好物。
赤い果皮の中に半円型の種子が二個合わさって球形を作っている。▼
ナンテン(南天) メギ科ナンテン属 Nandina domestica
(2018.12.24 明石西公園)
ナンテンは乾燥させた実は、漢方では南天実(なんてんじつ)と呼ばれているし、のど飴で有名になっている。
確かに薬効は多いそうだが、有毒成分であるアルカロイドのドメスチンとナンジニンが含まれているので
大量の摂食は害、鳥もそのことを知っているのだろうか、一斉には減らない。
ナンテンの赤い実に似た、ナナカマドはヤマナンテン、イイギリはナンテンギリの別名を持つ。
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▲ ナンテンの花 未熟な果実も見える。
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ナンテンの花 ナンテンの果実 ナンテンの葉
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