HAYASHI-NO-KO

北岳と甲斐駒ヶ岳

ハマヒサカキ(浜姫榊)

2017-12-07 | 冬 白色系

海浜性小灌木。
葉が密につくので防砂・防風の為に植えられたものが
浜の道にはまだ残っていたりする。
住宅が押し寄せて残っている場所は少なくなってしまってはいる。

浜に育つ姫榊、ハマヒサカキ。


▲ 左下は去年の果実が大きくなったもの。

▲ 花は秋に咲き、果実は次の秋に大きく熟れる。



▲ 今年の雌花、果実はめしべを残し花冠を落とすが
このまま冬を越し、次の夏~秋に大きくなる。▼










▲ ほぼ花期を終えた雌花、果実の原形が誕生している。

▲ 蕾、開花した雌花、果実の原形。





▲ 前年の果実が大きくなり色づいている。その上部に今年の雌花が咲いている。

▲ 今年咲いた雌花の多くは花冠を落として果実の原形が出揃った。

▲ 新旧入り混じっている果実。

▲ 去年の果実と同じ場所に新しい雌花。

▲ 浜風は冷たくなった。



▲ 今年咲いた花、めしべがのぞいている今年の果実、一年かけて大きくなった去年の果実。▼



▲ 色づき始めた果実や完熟果実が混じっている。▼



▲ 完熟果実、今年咲いた雌花の果実も混じっている。

ハマヒサカキ(浜姫榊)
サカキ(←モッコク、ツバキ)科ヒサカキ属 Eurya emarginata
モッコク科、ツバキ科の一部は新分類体系ではPentaphylacaceaeに移され、和名としてサカキ科の新称が付いた。
サカキ、ヒサカキ、ハマヒサカキ、モッコクなどがツバキ科から移動している。
(2017.12.03 松江公園)


▲ 今では殆ど咲ききってしまっている雄花。
ハマヒサカキもヒサカキ同様に雌雄異株、異花。
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ヒサカキ ハマヒサカキ ハマヒサカキの果実



2 コメント

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とても良く理解できます。 (こいも)
2017-12-18 00:24:20
林の子さん
ハマヒサカキのこと・・・
とても美しい画像とわかりやすい説明がとても嬉しいです。
拝見しているととても良く理解できている気がしてきます・・・
何だかウキウキしてきます。
忘れないようにしなければといつも思います。
ありがとうございます。




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ひとつひとつ …ですね。 (林の子)
2017-12-18 11:03:37
大昔、急がば回れ…と、よく言われました。
勉強以外の何事にも次々と興味が起きて、早く知ろうと前のめりになっていた頃です。
今思えば、無理に背伸びしていたのだなと思います。
勉強以外の好きな事が出来るようになってからも、そう思うようにしています。
殆ど興味のないものに手を出すことも無くなりました。
高齢者で好奇心旺盛…と言うのは、持て囃されるようですが
無理をしては元も子も無くなるように思います。
人が出来る範囲はそんなには広くない、だからこそ、一つ二つを一所懸命…が良いのだと。
一つ一つの積み重なりが、何とか自分を作ってくれるのかな、やっとそのことに気が付きました。
植物三昧の画像、この先もしばらくはつづけられそうです。
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