HAYASHI-NO-KO

雑草三昧、時々独り言

オオキンケイギク(大金鶏菊)

2019-06-22 | 【独り言】

似たようないでたちの花が幾つもある。
これはダメだけれど、こちらは良し…などと説明されたとしても
広がっている花の多くがオオキンケイギクだとすれば
栽培しているのか勝手に咲いているのかの判断は誰がやるのだろう。
幾つもの外来種をそのように適当に?区別している。

山の先輩から花の名前の問い合わせ、そこにオオキンケイギク。
その返信に書いた蛇足。

一昔前に、高速道路の法面緑化対策などに大いに利用されていたもの。
ところが皮肉にも、広がりすぎて現在では「栽培してはいけません」などと、駆除される側に廻ってしまっています。
お役所仕事の典型みたいなものだと揶揄されたり、栽培はしてません、勝手に生えているのだから…で済んでいます。
『悪者』として以下のリスト指定されているのですが、今では何処にでも広がっていますね。
最初に種子を蒔いたのが官庁、そんな例は幾つもあるので愉快です。
外来生物法「特定外来生物」 
生態系被害防止外来種リスト「緊急対策外来種」 
日本生態学会「日本の侵略的外来種ワースト100








(2019.06.21 大道町)










▲ 一頃、この花は「大々的」に植えられた。堤防法面が黄色一色になっていた場所もあった。
さすがに最近では当時の名残があるだけだ。▼

(2019.05.30 明石川)






(2019.05.27 大道町)


















オオキンケイギク(大金鶏菊)
 キク科コレオプシス属 Coreopsis lanceolata
コレオプシス・グランディフロラ Coreopsis grandiflora
和名はホソバハルシャギクだが、キンケイギクとして売られていることもある。
キンケイギク(Coreopsis basalis =Coreopsis drummondii)
それぞれの特徴は微細な部分まで特定されているのかも知れない。
それでも画像や見た目での区別にはどこか無理が有るだろう。






キクイモモドキ(菊芋擬き) キク科ヘリオプシス(キクイモモドキ ヒマワリモドキ)属
Heliopsis helianthoides ヒマワリモドキ・ヒメキクイモ(姫菊芋)

(2019.05.21 大道町)
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