![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/01/38/56817d6509ccdc5322c1206f8ba4eb4c.jpg)
正門前の陸橋からの俯瞰。
園内一のヒマラヤスギは二年続けての夏の台風で主幹から折れた。
真下からは悲惨な姿は見えなくなりつつある。
遠くからは少し歪な姿が見えてしまう。
この画像のヒマラヤスギは正門事務所裏手のもの。
今年も豪勢に果実をつけている。
(2019.03.01 須磨離宮公園)
☆
こちらは明石公園、昔のなかよし広場南にあるヒマラヤスギ。
築城400年、ビューポイント整備とやらで次々と生い茂っている樹は伐られている。
森の再生・回復には気の遠くなる程の時間がかかる…など眼中に無い。
かなりの樹齢で雄花が樹下に夥しく落ちているのだけれど
果実が落ちているのを見たことは無い。
おまけに今年はその雄花さえ殆ど落ちていない。
後日談になるのだが、結局このヒマラヤスギは根元から伐採された。
果実が出来ないから他の樹とは比較できないけれど樹齢は50年近くにはなっていただろう。
(2019.02.15 明石公園)
☆
松ぼっくりの出来ないヒマラヤスギもある。
だから雌雄異株、なんて人もいる。
そうでは無くて30~50年程度の樹齢が無いと雌花も付けない…と聞く。
だから雄花だけが樹下を埋めている木もあると言うことだ。
さすれば、雌花は?となるのだけれど、松ぼっくりの出来ている場所が
手の届くところに無い限りは残念ながら見ることは叶わない。
そう思って雄花が落ちている木の下でカメラ構えていたら
一年目の松ぼっくり候補生?が幾つも木から落ちていた。
▲ 無数の雄花が樹下に落ちている。まだまだ花粉が残っている。▼
▲ 去年出来た「松ぼっくり予備軍」、二年掛けて大きな姿になる…予定だったもの。
そう思わせるような雰囲気の物体が、花粉を撒いて落ちた雄花と一緒に転がっている。▼
▲ 残念ながら「松ぼっくり予備軍」ではなくて、これは花粉もまかないままに落花した雄花の残骸。
それが証拠に幾つかを集めて袋に入れて振れば、花粉が散る。▼
残念ながらこれは「松ぼっくり予備軍」ではなくて、花粉をまかないままに落ちた雄花の残骸。
ヒマラヤスギ(ヒマラヤ杉) マツ科ヒマラヤスギ属 Cedrus deodara
(2019.02.13 西新町)
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雄花 須磨のヒマラヤ杉 夏の姿
ヒマラヤスギ…興味深いです。
今日はどうしても見たくなってヒマラヤスギを見に行きました。
すごい強風で寒かったです。
見ることは叶わないであろう雌花に想いを寄せて・・・
特に収穫はなかったのですが
雄花の花粉や面白い形を見ているだけでも嬉しいものですね。
そしてスズカケの樹が目につきました。
上手くは撮れませんでしたがこれもまた楽しい樹ですね。
コメントをいただいておりましたのに
それらを見る前にこちらのヒマラヤスギが
気になって先にコメントを・・・
まったくドジですよね。
ヒマラヤスギの文字を見ただけで
反応してしまいました。
それだけ今興味津々というところです。
素敵な画像を見させていただきました。
ありがとうございます。
私など、気に入らないとすぐに削除してしまいます。
上げた画像に対して、それぞれの思いが籠もったコメントが普通だと思うのですが
中には誹謗中傷や写真に対しての批判などがあると
それをお読みになる別の方もいらっしゃるわけで
煩わしいことにもなりかねないと勝手に判断して削除です。
ヒマラヤスギ、私も気になったところがあると近場なので時間があれば即行動してしまいます。
今の時期、あちこち出掛けなくても撮るものは幾つもあって
雄花が落ちているのを撮っていて、花粉を出す前に落ちてしまった雄花を見つけました。
丹念に撮っていれば随分以前に撮っていたのでしょうが
気がついていなかった…と言うことでしようね。
そんなこんなが、まだまだいっぱいあって退屈はしません。
ユリノキに残っている果実殻は、冬芽を撮っていると気になるものですが
この種子も考えてみれば撮ったことが無かったです。
こいもさんのお陰で、いろいろな忘れ物を拾ったり見つけたり出来ていますから
視点の違いというのは大事なことですね。
シダーローズってこのようにできるのですね。
まつぼっくりの先の方が浮き上がって見えています。
このようなところを見てみたいです。
まだ間に合うと良いのですが、行ってみたいです。
見れば見るほど色々なところが見えてきて楽しくなります。
はやくヒマラヤスギの所へ行きたくなりました。
色々見させていただき、教えていただき、本当にありがとうございます。
松ぼっくりの鱗片と呼ばれる一枚一枚の間に種子が入っているので
樹上で乾燥してくるとその鱗片が一枚ずつ剥がれ落ちて間にある種子も樹から離れ落ちます。
ですから、樹の下には剥がれた鱗片が無数に散らばっていますね。
最後に一番先端にある部分は間に種子を抱いたまま
樹下に落ちると「乾燥した薔薇」の姿が残る…と言う訳です。