須磨の枝垂れは二本共に八重。
たぶん今日来園された方は、その下で殆どが記念撮影なさっただろう。
まだ幾つも蕾が付いていた。
開花が少し早かった方の枝垂れ。
うしろはモミジ。
こちらも見頃、新緑に花の赤が映える頃。
咲き進むと少し白っぽくなってくる。
☆
果柄に近い部分、萼筒基部がぷっくりと膨らんでいるのがエドヒガン系の特徴。
葉はまだ殆ど見当たらない。
蕾から開花直後の花色は濃い。
ヤエベニシダレ(八重紅枝垂) バラ科サクラ属
Cerasus spachiana f. spachiana 'Yaebenishidare'(=Prunus pendula 'Plena Rosea')
シダレザクラ(枝垂桜) Cerasus spachiana f. spachiana(= Prunus pendula Prunus itosakura)
ベニシダレ Cerasus pendula 'Rosea' Prunus pendula 'Rosea'
エドヒガン系の園芸品種、イトザクラの別名も持つ。
(2017.04.16 須磨離宮公園)
☆
紅枝垂れ
--------------------------------------------------------------
ベニシダレ ヤエベニシダレ 須磨のシダレザクラ 不明の枝垂れ
何と豪華なシダレザクラでしょう~
新緑のモミジと競演したり...青い空と競演したり...
素敵ですね。
「萼筒基部がぷっくりと膨らんでいるのがエドヒガン系」なのですね。
ぷっくり~可愛いです~♪
「ヤエベニシダレ」「ベニシダレ」
どちらも美しいですね。
地方紙がニュースとして取り上げたのですが、なんと「ベニヤエシダレ」の表記。
まぁ、間違いは誰にでもある…などと、鷹揚に構える方もいるようですが
困ったことだと思います。
いずれにしても、豪勢に見えても所詮一本の木、広々とした公園などには叶いませんが、それでも充分に豪華です。