HAYASHI-NO-KO

北岳と甲斐駒ヶ岳

ドクダミ(蕺草)

2018-07-12 | 春 白色系

片っ端から引き抜かれている。
それでも毎年出てくる。
根が少しでも残っていれば毎年必ず出てくる。


▲ ドクダミは「花」の集合体だから、花穂と呼ばれる。だから白く目立つのは苞と呼ばれる器官。
最初に目立つのはこの白と、花穂の黄色。
黄色の部分はおしべの葯、めしべは伸びるに従って現れてくる白い部分。▼



(2018.05.24 林)


「八重」も開き始めたから、別ページを作った。






▲ 「花」の1単位は、おしべ3、めしべ1、花弁は無い。
よく見ると、めしべの基部に小さな突起状のものが見える。▼




▲ おしべの黄色は葯、開く前は整然としている。その間から3裂しためしべの柱頭がのぞく。▼







ドクダミ(蕺草)
 ドクダミ科ドクダミ属 Houttuynia cordata
(2018.05.20 林)

【再掲】

▲ この画像は普通に見る4枚の苞片を持つドクダミの構造図。
「八重」は、この小花の下に見える苞(総苞に対して小苞と呼ぶようだが)が肥大したもの…だろう。
去年、この階層になる白い苞片の仕組みを推測した。


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去年のドクダミ 「八重」ドクダミ



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