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三ヵ所で咲いている「八重」をまとめた。
ドクダミの白い花弁状のものは総苞と呼ばれる花の構成要素のひとつ。
花の一つ一つには花弁は無く、小花はおしべ・めしべがセットになり
それが何段もの階層になって花穂を作っている。
「八重」と呼ばれるのは、その苞片が階層になって見えるモノ。
幾つかを集めるとやはりその階層になっている苞が葉化しているものが目立つ。
中には階層の間からまた花が…。
一部の苞片は葉化している。
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かなり変わった咲き方をしているひとつの花。
一本の茎から伸びた花穂、その間からまた花穂が三個。
上の画像と180度違った方向から見た。
ドクダミ(蕺草) ドクダミ科ドクダミ属 Houttuynia cordata
(2016.05.29 林)
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【再掲】
この画像は普通に見る4枚の苞片を持つドクダミの構造図。
「八重」は、この小花の下に見える苞(総苞に対して小苞と呼ぶようだが)が肥大したもの…だろう。
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今年のドクダミ 「八重」ドクダミ 須磨のドクダミ
緑色になった苞片・・・
変わった咲き方のドクダミ・・・
花穂が3個も伸びたりびっくりです。
こんな姿のものまであるのですね。
一つ一つ見ると色々な花姿が見られますね。
楽しくなります。
八重の段々咲きも見てみたいです。
色々教えていただきありがとうございました。
何度か鎌倉・大巧寺で先代住職の奥方が育てられていた「八重」が記憶にあったので
花壇の整理の折に捨てる筈のものを幾つか植えました。
それがあちこちに散らばっていたので一ヵ所に集めて何年か経ちました。
花穂が複数出て来たりするのは何度も植え替えたりした所為なのかなとも思います。
普通?のドクダミと競合すると繁殖力では負けてしまうようなので
せっせと抜いて「八重」だけを残すようにしています。
最八重に咲く咲くドクダミに出逢ったときはびっくり~~~。
こんなドクダミがあるの~でした。
とっても素敵ですね。
観光客ではないので幾つかの場所ではのんびりと話し込んでいることも出来ました。
そんな頃に、鎌倉駅前の大巧寺の住職の奥様から「八重」のドクダミの話を伺いました。
寺の庭の一角が全部この花で埋まっていました。
藤沢に戻る途中の鎌倉山にも何か所かで見ましたから今も藤沢時代を懐かしむことの出来る花です。
園芸種として売りに出されているようですので、自然に咲くものではないのかも知れませんが
我が家の雑草畑では増え続けていますから、画像のほとんどはその花です。