HAYASHI-NO-KO

北岳と甲斐駒ヶ岳

アオキ(青木)

2019-03-07 | 木本 冬芽・葉痕

アオキの冬芽が膨らんできた。
雌雄異株、雌雄異花。
果実が残っていれば雌株だとわかる。






▲ 雄花の咲く雄株 ▲

▼ 雌花の咲く雌株 ▼

▲ 葉腋に咲いた花に果実、その果柄の落ちた痕が残っている。▼





(2019.03.07 林




▲ アオキは常緑、新しい葉が展開する頃にやっと葉が落ちることが多い。
だから冬芽・葉痕は見つけにくいものだと思う。
頂芽のすぐ下の葉もまだ残っている。▼






▲ ここには何株かある。一株は間違いなく雌株。花は葉腋からほとんど立ち上がらないから、
下の頂芽は雌花のものだろう。▼


▲ 葉柄基部の色が少し変わり始めているからそろそろ落葉だろうか。▼





アオキ(青木)
 ガリア(←ミズキ)科アオキ属 Aucuba japonica
マバリー体系ではガリア科に変更されているが、独立したアオキ科としている場合もある。
(2019.03.05 林)

 
▲ 雄花と雌花、雌雄異株。
雄花序は長い花序が立ち上がるように伸びて目立つ。雌花序は葉腋からほとんど立ち上がらない。
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去年のアオキ



2 コメント

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雌雄のお花 (こいも)
2019-03-06 17:58:28
林の子さん
「常緑なので新しい葉が展開する頃にやっと葉が落ちることが多い」
そうなのですね。
たくさんの葉に覆われてとても見にくいものでした。
一つ見つけると嬉しくなって奥の方へと目をやります。
お花の頃を見逃さないようにしたいと思います。

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花の頃 (林の子)
2019-03-06 19:11:42
一つ一つの花はよく似ているのですが、雄花序の方が少し早く咲くようです。
花序が立ち上がって目立つので見つけやすいのですが
少し遅れて咲く雌花序の方は、葉が広がっていると撮りにくいかも知れません。
よく似た花なので、見比べる楽しみもありますから是非。
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