アオキの冬芽が膨らんできた。
雌雄異株、雌雄異花。
果実が残っていれば雌株だとわかる。
▲ 雄花の咲く雄株 ▲
☆
▼ 雌花の咲く雌株 ▼
▲ 葉腋に咲いた花に果実、その果柄の落ちた痕が残っている。▼
(2019.03.07 林)
☆
▲ アオキは常緑、新しい葉が展開する頃にやっと葉が落ちることが多い。
だから冬芽・葉痕は見つけにくいものだと思う。
頂芽のすぐ下の葉もまだ残っている。▼
▲ ここには何株かある。一株は間違いなく雌株。花は葉腋からほとんど立ち上がらないから、
下の頂芽は雌花のものだろう。▼
▲ 葉柄基部の色が少し変わり始めているからそろそろ落葉だろうか。▼
アオキ(青木) ガリア(←ミズキ)科アオキ属 Aucuba japonica
マバリー体系ではガリア科に変更されているが、独立したアオキ科としている場合もある。
(2019.03.05 林)
☆
▲ 雄花と雌花、雌雄異株。
雄花序は長い花序が立ち上がるように伸びて目立つ。雌花序は葉腋からほとんど立ち上がらない。
--------------------------------------------------------------
去年のアオキ
花序が立ち上がって目立つので見つけやすいのですが
少し遅れて咲く雌花序の方は、葉が広がっていると撮りにくいかも知れません。
よく似た花なので、見比べる楽しみもありますから是非。
「常緑なので新しい葉が展開する頃にやっと葉が落ちることが多い」
そうなのですね。
たくさんの葉に覆われてとても見にくいものでした。
一つ見つけると嬉しくなって奥の方へと目をやります。
お花の頃を見逃さないようにしたいと思います。