どこにでも咲いている、と言うよりも生えている雑草
名前の酷さに抵抗するように
一つ一つの作りはどの菊とも遜色無い
デジカメを手にするまでは、殆ど無関心でいたけれど懐かしい花だ
通学路になっていた人丸山東坂
広い道路は太寺一丁目交差点に向かって
緩やかに蛇行していたけれど、学校へは遠回りになった
途中、その道路から急に下り坂になった細い道が、通学路の近道
舗装されていなかったから、雨の日のぬかるみは酷かった
おまけに、大勢が歩き続けたせいで
道の真ん中あたりは窪んでもいた
その近道を通り、一度下ったせいで
また砂利道の急坂を上がることになる
上がりきった辺りからは、たんぼ道が続き
しばらく歩くと遠くに学校が望めた
ハキダメギクは、もうどこにでも咲いている
と言うよりも生えていた
それが、菊の仲間だと知ったのは
高校を卒業した後に同窓に教えて貰ったからだ
花に関わる記憶の全ては
高校時代にまで遡るから余計に懐かしいのだろう
今日、この花をもう一度確かめた
外見上の特徴からは、コゴメギク…そう見えるのだけれど
舌状花にはしっかりと冠毛がある気がする
ただ、舌状花の冠毛をルーペなしで確認することは難しい過ぎる
(2007.12.13 新明町)
☆
ちょうど一年前の画像に追記する
一年経って、大船でこの花を撮った
二年ぶりに会ったロシナンテさんんの話だと
今年は特に目立つし花も大きいそうだ
三年前の、懐かしい初冬の頃の話をしながら
トキリマメの真っ赤な莢を見つけて大はしゃぎ(?) 暖かい午後だった
------ 2008.12.14 藤沢 -----
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