どこかで見たのだろうけれど思い浮かばない。
咄嗟には思い浮かばなかったけれど、唐熊公園のフユザクラの下に広がっていた。
フユザクラを守るように植え込まれていたことを思い浮かべる。
一度、ハイビャクシンと説明されたものは、カイヅカイブキだった。
刺々しい葉を眺めていて、カイヅカイブキの先祖返りを思い出した。
▲ 葉はすべて針状葉 ▼
ハイネズ(這杜松)ヒノキ科ネズミサシ(ビャクシン)属 Juniperus conferta
ハイビャクシン(這柏槇)Juniperus chinensis var. procumbens
(=Juniperus procumbens =Sabina pacifica ) イブキの変種
別名にソナレ(磯馴)、イワダレネズ(岩垂杜松)
ネズミサシは、鼠射し、刺が鼠除けになる程に拡がる。
(2020.01.04 須磨離宮公園)
☆
生け垣などに使われるカイヅカイブキ(Juniperus chinensis 'Kaizuka'/貝塚伊吹)の葉には、これほどの刺はないけれど
強剪定されると先祖返りで刺が復活してしまう。
グランドカバー用には、アメリカハイネズ(Juniperus horizontalis ‘Wiltonii’/亜米利加這い杜松)が
多く利用されている。
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カイヅカイブキ(貝塚伊吹)
カイヅカイブキを知った時に同じ木なのに
優しさと強さを持ち合わせるなんて不思議・・・
そして「すごいな~」と思いました。
ハイビャクシンのトゲトゲもすごいですね。
寒い時期に緑色を保てる木も素敵ですね。
またまた見たいものが増えました。
ありがとうございました。
庭木や街路に植えられている一番ポピュラーなカイヅカイブキなども
綺麗な三角錐に整えるためにはみ出した枝を伐りすぎたりすると
間違いなくトゲのある葉が出て来ますから、毎年剪定されている樹には
必ず刺のある葉が混じる。
また一つ、見どころが増えましたね。
https://blog.goo.ne.jp/ken328_1946/e/eecb787762f01993f7bfe1ae63d91327