HAYASHI-NO-KO

北岳と甲斐駒ヶ岳

オミナエシ

2013-09-11 | 夏 黄色系

昔から知られた秋の七草です。
黄色い花が咲くので、元気が出るビタミン・カラーです。
オトコエシと言う花もありますが、白花です。

なんて、いちいち断らなくても誰も知っている。
そういう発言をした人に、誰も知っているとは限らないので説明を書いているのです…。
そんなやりとりが目立ったものだけれど、今ではなくなった気がする。
情報は何でもネット上に載っているのだから
どのように利用しても、誰も文句も言えなくなっている。
「コピペは便利ですよ」など、平気で使われる現代用語になっている。


秋の七草…、三ヶ月にわたって咲くものもあるし、嫌われ者も含まれている。

 
(2013.07.25 林崎町)



(2013.08.20 須磨離宮公園)
 
(2013.08.22 林崎町)



 


オミナエシ(女郎花) スイカズラ(←オミナエシ)科オミナエシ属 Patrinia scabiosifolia
APG分類体系では、スイカズラ科に移動している
(2013.09.09 江井ヶ島)

【余談】 「オミナ」は「美しい女性」の意味だろう。上流の婦人、貴婦人を指す言葉に上臈(じょうろう)があるようだし。
この花の「女郎花」には、どうも近代の遊女などのイメージがつきまとってしまう。
  ただ花には漢字の字面のイメージではなく、語源説があると言われる。
小さな黄色い小花が女性の食べていた粟飯=「おみな飯」に似ているからだと。
  これだと、白い花を「男郎花(オトコエシ)」と呼ぶことも、何となく納得できそうだ。
  女郎花が「女飯」なら、男郎花は「男飯」。
ただ、このことも現代では「差別」になるのかも知れない、
女郎花の黄色い花は粟飯、男郎花の白い花は白米…。
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去年のオミナエシ



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