ハキダメギクは耕作放棄された畑の畝を埋めてしまっているのを
何度も見ていたけれど。
今年は今までに見たことの無いほどのコゴメギクの群生を見つけた。
須磨の薔薇園では今年の秋薔薇は惨憺たる様相だけれど
ハキダメギクはいつもと同じように出て来た。
今年はハコベも咲いている。
訪う人がめっきり減ってしまう真冬まで咲き続けることだろう。
▲ 筒状花が大きく膨れてきた。そろそろ果実。▼
▲ やっと一つ花が咲いた。茎に付く葉は細長いけれど、根生葉は広い葉。▲
▲ 総苞には腺毛がビッシリ。花柄、茎には伏毛も見えるのだが腺毛が目立つ。▼
ハキダメギク(掃溜菊) キク科コゴメギク属 Galinosoga ciliata
☆
ミドリハコベ(緑繁縷)ナデシコ科ハコベ属 Stellaria neglecta
コハコベ(小繁縷)Stellaria media
(2020.11.09 須磨離宮公園)
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夏のハキダメギク 秋のハキダメギク コゴメギク
ハキダメギク(掃溜菊)
ミドリハコベ(緑繁縷)コハコベ(小繁縷)
冬のミドリハコベ 春のコハコベ 春のミドリハコベ
ハコベ ミドリハコベ(緑繁縷)
ハコベ コハコベ(小繁縷) ミドリハコベ イヌコハコベ ウシハコベ ノミノフスマ
ハキダメギクってお花もお花の後もそれはそれは可愛くてたまりません。
こいも画像からはわかりませんでしたが
花柄や茎に伏毛が良く見えました。
そしてアヒルの足跡のような白い舌状花がと~っても可愛いです。
次はもっと丁寧に見ることをしなければと思いました。
お花ってその時々の姿を何気なく見せてくれますね。
すごいな~と思います。
確かに計算された姿や、目に見えて大きく美しいのですが
何枚も撮るような対象ではないな…と思ってしまいます。
だから『花の画像』などで紹介されるものには余り関心が無くなります。
その点、誰にも邪魔されずに好きなだけ向き合えるので自分で納得出来るまでは
何枚も同じものを撮っているようです。
丁寧に見ていると、確かに見えなかった部分も見えてくるから面白い。
きれいな咲いている花壇の花をハイパチリ…では、とても見えない部分がある気がします。