ここでは殆どツボミオオバコだけれど
時折オオバコも見つかる。
それがどうした??程度の草だから、探し求めるまでも無いのだけれど
蓋が取れて種子が飛び出している場面を撮ろうとしている。
▲ オオバコはめしべ先熟、透明感のある柱頭が飛び出して受粉後、おしべが出て来る。▼
▲ おしべの花糸は細く風に揺れて花粉をまき散らす。▼
▲ 果実の出来始め ▲
(2020.06.24 明石西公園)
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果実まではもう少し時間が掛かるだろうかと思いながら
公園の上の丸側から入ってテニスコート方に歩くと
今はオヤブジラミの果実が枯れ果てて残っている。
オオバコにもそそろ果実、もう種子を零したものもいる。
▲ 果実は蓋果、蓋付きで上部の蓋が外れて中に収まって居る種子が零れる。
上下の分かれ目には薄く線が入って果実を一周している。▼
(2020.06.16 明石公園)
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▲ 蓋が取れて下部に収まって居た種子がこぼれ落ちる。
類似のセイヨウオオバコの方が一つの果実に入っている種子の数は多い(オオバコは6~8個程度)▼
▲ 果実殻が枯れ始める頃、キャップが取れて種子が零れる。
だから「蓋果(がいか)」と呼ばれる。▼
▲ まだ緑の果実、おしべの葯も枯れ残っている。▲
▲ かなり明瞭に維管束を確認出来るオオバコの葉。葉柄から葉に繋がっている部分が目視出来る。
葉柄基部に爪を立てて、ゆっくり引き離すことで確認出来る。▼
オオバコ(大葉子) オオバコ科オオバコ属 Plantago asiatica
(2020.06.09 明石公園)
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▲ 花期のオオバコ めしべ先熟 ▲
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オオバコのロゼット オオバコの果実 オオバコ(大葉子)
オオバコ(大葉子)
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