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出血性急性十二指腸潰瘍で緊急入院したのが、昨年大晦日。
何度目かの検査で訪れた春先にここ医療センターにスズカケノキがある事を知った。
かつてこの周辺はため池が点在していた。
国立病院が建っていた場所はもう少し北寄りだっただろうか。
その後、南に新幹線の高架が走り、ため池の殆どは埋め立てられ
国立病院は、明石医療センターとした新築された。
南側の駐車場にはフウが何本か整然と並び、このスズカケノキが一本。
竣工記念樹として「ヒポクラテスの樹」が植えられたことはここに来ないと分からない。
最近、東大近辺の樹木を「この樹は?」とメールを寄越す藤本が
『ヒポクラテスの樹』と題されたエッセイを送ってくれた。
東大構内の樹木に関してのエッセイ、いつかそれを手に構内の案内をして貰おう…と思っている。
スズカケノキ(鈴懸の木)スズカケノキ科スズカケノキ属 Platanus orientalis
アメリカスズカケノキ Platanus occidentalis
モミジバスズカケノキ Platanus acerifolia
中近東原産のスズカケノキと、北米原産のアメリカスズカケノキの雑種
(2018.07.30 中八木)
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▲ 春の雌花序
▲ 植樹された折の説明板
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アメリカスズカケノキ(亜米利加篠懸の木) モミジバスズカケノキ(紅葉葉鈴懸の木)
さんなご縁?で、退院直後に駐車場側にあったこの木にも対面させていただきました。
ご苦労がお有りだったと存じますが、まだ新幹線高架の出来る以前の、あの辺りのため池群
その中にあった国立病院時代から知っている人間にとっては
周辺の変貌にはついて行けない気がしています。
まだまだ森にはなれないでしょうが、それでも幾つかの木が育って
所期の計画がうまく運ぶと良いのですが。
経過観察もあって、何度か訪れることになっている場所、これからも見守り続けて行きたいと思っております。
ありがとうございました。