朝の東京駅丸の内北口改札は、皇居を訪れる人たちと通勤の人たちが混在している。言葉は良くないけれど、「おのぼりさん」風の人たちは一様に観光案内のパンフレットをお持ちになっていらっしゃる。
旧国鉄本社跡地は、今ではすっかり様子も変わって「OAZO」なる総合ビルに変身、JR中央線の高架化で反対側も様変わりしてしまっている。
街路にあった公孫樹並木は、OAZO側はそのままだが、JR線路側は駅舎に近い部分を残して伐採されてしまっている。
「皇居は北にあるのですよね。線路に沿って歩くと着きますか?」
その、赤煉瓦を背景にした公孫樹を撮っていたら、こんな質問をされた。
「皇居へいらっしゃるには、遠回りになりますよ。このまま歩くと神田方面ですから、先の信号を左に曲がるか、東京駅までお戻りになった方が良いです。」
「綺麗な銀杏並木だから見たいです。もう少し歩いてから左に行けばいいのですね?」
で、親切な?写真ヤは、永代通りの角まで銀杏並木を愛でながら、観光客をご案内した後、東京メトロ東西線の大手町から、仕事場に向かった。
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