HAYASHI-NO-KO

雑草三昧、時々独り言

ツツジ クルメツツジ(久留米躑躅)

2023-05-30 | 春 樹木 果実・葉

西新町駅南、徒歩1分。
























(2023.04.22 西新町)




ツツジ クルメツツジ(久留米躑躅)
ツツジ科ツツジ属 Rhododendoron obtusum cv.
(2023.04.27 森林植物園)

ウンゼンツツジと呼ばれているのはミヤマキリシマ、 長崎県雲仙に自生はない。
コメツツジ(ウンゼンツツジとも呼ばれる)は 四国、近畿、瀬戸内に普通に咲く小型のツツジ。  
紀州コメツツジは紀伊半島南部辺りに咲く。
中国ではツツジは躑躅(てきちょく)と書かれ、日本の躊躇と同じ意味。
「羊がレンゲツツジを食べようとしたが毒があるためためらった」の説から漢字が充てられて。
サツキも正式にはサツキツツジと呼ばれている。
ホトトギスの鳴きはじめる旧暦5月に咲くから「皐月」「杜鵑花」
旧暦5月は現在では6月頃なので俳諧での季語としては夏の花になる。


▲ 緋色の躑躅 萼片が花冠になった「ダブル」と呼ばれている園芸種。▲
☆☆☆
サツキもツツジです。
モミジもカエデです。
ツツジより少し遅く咲いて、花は小型、おしべは5本。
説明の多くはそうだけれど、小さなツツジもある。
だから一つ一つを正しく呼ぼう、なんて事は無謀かも知れない。
サツキとツツジ、サザンカとツバキ。
おしべが5本だからサツキ、と言う区別点が今も語られる??けれど
クルメツツジの多くは5本のおしべが普通だ。
何年か前のサツキ画像のページにそう書いている。
今でもそう思っている。
現物を見ても種別、区別が出来ないものを、言葉だけで花の種別、区別を論じても詮無い。














最も多く植栽されているサツキツツジ 
(2023.05.22 八木)

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 サツキ2021 ヒラドツツジ 千重大紫 2022 クルメツツジ2023 ヒラドツツジ サツキ2019 

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