暗いところでしか撮ったことがないからだろうか。
先日撮った折にはも花盤には蜜、昆虫を呼び受粉の手助けをして貰う…などと書きながら
肝心の「花盤に密」の部分が抜け落ちている。
やはり思い込みはいけない。
(2018.07.27 林崎町)
☆
キヅタは暗いところに広がる…
そう思い込んでいたのは、今まで撮った環境の所為だろう。
思い込みは良くない。
ヤツデもカクレミノも明るい場所で育っている。
▲ 開花直後の葯は黄色味を帯びている。▼
▲ 花粉を出し切るとおしべの花糸は萎びて、やがて花弁も脱落する。▼
▲ 花弁、おしべはヤブガラシやノブドウと同じように早くに脱落する。
▲ 花盤には蜜、昆虫を呼び受粉の手助けをして貰う。▼
キヅタ(木蔦)ウコギ科キヅタ属 Hedera rhombea
(2018.07.23 林崎町)
☆
▲ キヅタの蕾にできる虫コブ 「キヅタツボミフクレフシ」 肥大した果実に見えるがこのまま萎びてしまう。
▲ 時折、少し大きな果実も混じるが、虫コブではない正常な果実。
------------------------------------------------------------
キヅタ
素敵なキヅタですね。
次はこいももお花や溢れ出る蜜を撮ってみたいと思いました。
ブログを初めて間もない頃、キヅタにやってくる小さな昆虫に夢中になったことがあります。
ツマグロキンバエやキゴシハナアブでした。
こんなの綺麗な眼をした昆虫がいるとは・・・と感動しました。
ちょうど花盤に密がたくさんある頃だったかと思います。
この辺りから色々なことに目をむけられるようになったように思います。
どこから楽しさや嬉しさをもらえるか・・・わかりませんね。
わからない、難しいと思うことがいつの間にやら少しずつわかってくるととても嬉しくなります。
そして今があるのではと思います。
いつも色々教えていただきありがとうございます。
それでも学校の勉強と違って、興味が出た部分を自分で紐解いていると
意外な部分に出会えることが多いものだと思いますね。
好きでやっていることは長続き出来るようにあれこれと首を突っ込まなくても
自分の範囲で充分以上に楽しめそうです。
知らなければ見えない部分が見えてくると次に繋がってゆくようですから。