携帯電話業界ブログ

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携帯・PHS出荷台数 2ヶ月連続マイナス

2008-05-24 | 市場動向/日本



 電子情報技術産業協会(JEITA)が14日発表した3月の携帯電話・PHSの国内出荷台数は、478万台と前年同月比5.2%の減少だった。

 2ヶ月連続のマイナスで、ワンセグ対応機種の普及が一段落し、市場の飽和感が表面化し始めた。

 内訳は携帯電話が459万3000台で5.1%減。ワンセグ対応機種の割合は64%だった。PHSは18万7000台で7.6%減だった。

 2007年度を通してみると、合計の出荷台数は前年度比6.0%増の5167万台と2000年度に次ぐ過去2番目の水準だが、契約者が1億人を超え、市場は飽和している。

 通信各社の割賦制度により利用者に2年間の拘束が付き、買い替えサイクルが長期化することもあり、今年度は出荷台数が減少に転じる可能性が高い。





【記事引用】 「日経産業新聞/2008年5月15日(木)/7面


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