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2010年の世界携帯電話販売台数、32%増の16億台 スマートフォンは72%増

2011-02-20 | 出荷台数シェア/世界



 米調査会社ガートナーがこのほど発表した10年の世界の携帯電話エンドユーザー向け販売台数は、前年比31.8%増の15億9680万台だった。

 このうち、スマートフォンの販売台数は同72.1%増の2億9665万台で、携帯電話全体の19%を占めた。


●RIM・アップル躍進

 ベンダー別では、フィンランドのノキアが販売台数4億6132万台で、シェア28.9%を占めて首位。2位は韓国のサムスン電子で17.6%、3位は韓国のLGエレクトロニクスで7.1%。

 上位3社は前年と順位は同じだったが、ともに前年よりシェアを落とした。

 一方、4位にはカナダのリサーチ・イン・モーション(RIM)、5位には米アップルがランクイン。両社ともにスマートフォンが好調で、シェアをそれぞれ前年比0.2ポイント増の3%、0.8ポイント増の2.9%に拡大した。

 前年4位の米モトローラは7位に、同5位の英ソニー・エリクソンは6位に転落した。

 スマートフォンのOS別シェアは、シンビアンが37.6%で首位を維持したが、シェアは前年より9.3ポイント減少。一方、2位のアンドロイドは、販売台数が前年の10倍近くに増え、シェアを22.7%とした。

 3位はRIMで、16%だった。


<世界の携帯電話販売台数シェア(2010年)>

 1位 ノキア:28.9%
 2位 サムスン電子:17.6%
 3位 LG電子:7.1%
 4位 RIM:3.0%
 5位 アップル:2.9%
 6位 ソニー・エリクソン:2.6%
 7位 モトローラ:2.4%
 8位 ZTE:1.8%
 9位 HTC:1.5%
10位 華為技術:1.5%
11位 その他:30.7%




【記事引用】 「電波新聞/2011年2月17日(木)/2面」


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