電気通信事業者協会が10日発表した2007年の携帯電話数によると、同年末時点の日本の携帯電話契約総数は、前年末比5.9%増の1億52万4700台と、初めて1億の大台を突破した。
各社のシェアは、ドコモが52.9%と引き続き過半を占め、KDDIが29.4%、ソフトバンクが17.5%で続いた。
新規契約から解約を差し引いた純増数は、KDDIが232万9400台で2年連続首位となった。次いでソフトバンクモバイル(211万5800台)、NTTドコモ(93万6700台)の順で、昨年2位だったドコモは初めて3位に転落した。
一方、番号継続制を利用した契約に限ってみると、料金が割高なイメージを背景に、ドコモだけが新規契約より解約の方が多い転出超過(93万4900台)となった。
KDDIは、ワンセグ対応機を他社に先駆けて拡充するなどの施策が奏功し、83万2600台の転入超過。ソフトバンクは10万1800台の転入超過だった。
ソフトバンクは、月額基本料980円のホワイトプランを軸にした料金の割安感が浸透し、月間の純増数では12月まで8カ月連続で首位記録を更新中。
【記事引用】 「時事.com」