米司法省は8月31日、米通信大手AT&Tによる独通信大手ドイツテレコムの米携帯電話子会社TモバイルUSA買収が反トラスト法(独占禁止法)に反するとして、計画の撤回を求め、首都ワシントンの連邦地裁に提訴したと発表した。
買収は消費者の選択肢を狭め、競争を阻害するとしている.
AT&Tは3月、TモバイルUSAを約390億ドル(約3兆円)で買収すると発表していた。
現在、AT&Tは米携帯市場2位、Tモバイルは4位で、両社が統合すれば、ベライゾン・ワイヤレスを抜いて首位になる見通しだった。
【記事引用】 「電波新聞/2011年9月5日(月)/1面」